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» 2016年11月22日 06時00分 UPDATE

車載情報機器:スマートフォンの音声アシスタントと雑談したことがある人は20歳代で46% (1/2)

ニュアンス コミュニケーションズ ジャパンは、日本国内の自動車保有者1100人を対象に実施した音声認識機能の利用調査結果を発表した。車載情報機器の音声認識機能に対する総合的な満足度は向上しているものの、音声認識機能の利用者は自動車保有者の2割弱にとどまることが分かった。

[齊藤由希,MONOist]

 ニュアンス コミュニケーションズ ジャパンは2016年11月18日、日本国内の自動車保有者1100人を対象に実施した音声認識機能の利用調査結果を発表した。車載情報機器の音声認識機能に対する総合的な満足度は向上しているものの、音声認識機能の利用者は自動車保有者の2割弱にとどまる。

 また、SNSアプリ「LINE(ライン)」やメールなどメッセージをやりとりするアプリを運転中に利用したいというニーズが高まっていることも分かった。

スマートフォンの音声認識機能、「使ったことがない」が全世代で4割前後

 まず、自動車の保有に関係なく、スマートフォンの音声認識機能(Siri、Google Now、しゃべってコンシェル、Yahoo!音声アシストなど)について調査を実施した。回答者は日本国内の20〜69歳、合計10010人。

 その結果、全体の4割弱がスマートフォンの音声認識機能を使ったことがないと回答した。性別や年齢別の回答も同様に4割前後が使ったことがないと答えた。

スマートフォンの音声認識機能は使ったことがない人が4割を占める スマートフォンの音声認識機能は使ったことがない人が4割を占める(クリックして拡大) 出典:ニュアンス コミュニケーションズ ジャパン

 スマートフォンの音声認識機能を利用する回答者に用途を尋ねた結果、女性と、20〜30歳代で音声アシスタントとの雑談や暇つぶしといった回答が目立つ結果となった。一方、60代は雑談目的が少なく、電話帳の検索や電話の発信、乗り換え案内や地図の検索などアプリの利用に関して音声認識機能を多用しているということが分かった。

スマートフォンの音声認識機能の用途。若者は「雑談」が多い結果に スマートフォンの音声認識機能の用途。若者は「雑談」が多い結果に(クリックして拡大) 出典:ニュアンス コミュニケーションズ ジャパン

 車載情報機器の音声認識機能に対する調査は、自動車とスマートフォンの両方を保有している回答者1101人を対象に行った。回答者が使用するカーナビゲーションシステムの種類を見ると、年式が新しくなるごとにメーカーオプションの比率が6割まで高まっている結果となった。メーカーオプションのカーナビゲーションシステムは、ほとんどの機種で音声入力に対応済みとなっている。

 これに対し、ディーラーオプションはシェアを維持したものの、市販製品の比率が下がりつつある。ディーラーオプションや市販製品は、音声入力を利用するには別売のマイクを購入したり、専用のスマートフォンアプリとの連携が必要になる機種がほとんどだ。

 メーカーオプションの比率は年式が新しくなるにつれて高まっているが、「メーカーによっては、Webサイトでディーラーオプションをより大きく紹介するようになってきた。2016年式でメーカーオプションのカーナビゲーションシステムを搭載する比率は、伸びにくくなることも考えられる」(ニュアンス コミュニケーションズ ジャパン オートモーティブビジネスユニット プリンシパルマーケティングマネージャーの村上久幸氏)。

カーナビゲーションシステムは、メーカーオプションのシェアが増加傾向だったが、ディーラーオプションが盛り返しつつある カーナビゲーションシステムは、メーカーオプションのシェアが増加傾向だったが、ディーラーオプションが盛り返しつつある(クリックして拡大) 出典:ニュアンス コミュニケーションズ ジャパン
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