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» 2016年12月21日 09時00分 UPDATE

製造ITニュース:作業動態分析システムがスマートグラス端末に対応

シーイーシーは、メガネ型ウェアラブル端末のスマートグラスに対応した作業動態分析システム「スマートロガー」の提供を開始した。作業管理者などのIE分析を支援し、データ収集・分析時間の低減に貢献する。

[MONOist]

 シーイーシーは2016年12月6日、従来の腕時計型ウェアラブル端末スマートウオッチに加え、新たにメガネ型ウェアラブル端末のスマートグラスに対応した作業動態分析システム「スマートロガー」の提供を開始した。価格は、スマートロガー1ライセンスとスマートグラス2台のセットで約300万円からとなる。

 スマートロガーは、スマートデバイスを活用することで現場責任者や作業管理者のIE分析を支援し、データ収集・分析時間の低減に貢献する。AGC旭硝子と共同開発し、AGC旭硝子各工場や自動車メーカー、精密機器メーカーなどの製造業や物流業向けに展開している。

 今回、スマートグラスへの対応により、作業現場の管理者が機器を手に持つことなく作業工程ごとの所要時間と動画データを自動集計でき、管理画面上で視覚的な動作・時間分析が可能となる。さらに、分析結果と実際の映像を比較し、問題の原因を突き止めることが容易になった。経験の浅い作業者への改善点の指示、作業現場での情報共有ツールとしても活用できる。

 また、撮影しながら作業分類を同時に行い、分類した作業データをサーバに自動的にアップロードする。これにより、データ収集から分析作業までの時間を従来の1/10以下に短縮できる。

 今後は、現場作業員の作業状況を遠隔から把握・共有して作業指示や支援を行う機能の追加や、ディープラーニングを活用した作業分析の効率向上を目指す。

photo 作業管理者が装着するスマートグラス(上)、スマートロガー管理画面(下)
photo スマートロガーの利用イメージ
photo スマートロガーによるデータ収集・分析時間の例

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