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» 2017年01月18日 06時00分 UPDATE

東京オートサロン 2017:パイオニアはライダーで前方監視、室内に後付けできるタイプも開発中 (1/2)

パイオニアは、「東京オートサロン2017」において、自動運転車のコックピットを提案した。周辺監視や運転操作を全てシステムに任せる間の過ごし方や、自動運転から手動運転に安全に切り替える工夫を紹介。また、開発中の前方監視用ライダー(LiDAR:Light Detection and Ranging)も披露した。

[齊藤由希,MONOist]
周辺監視や運転操作を全てシステムに任せる間の過ごし方や、自動運転から手動運転に安全に切り替える工夫をコックピットで紹介 周辺監視や運転操作を全てシステムに任せる間の過ごし方や、自動運転から手動運転に安全に切り替える工夫をコックピットで紹介(クリックして拡大)

 パイオニアは、「東京オートサロン2017」(2017年1月13〜15日、幕張メッセ)において、自動運転車のコックピットを提案した。周辺監視や運転操作を全てシステムに任せる間の過ごし方や、自動運転から手動運転に安全に切り替える工夫を紹介。また、開発中の前方監視用ライダー(LiDAR:Light Detection and Ranging)も披露した。

 ライダーは2023年に、コックピットの技術は2020年以降の搭載を目指している。

シートやステアリングで生体センシング、視線検知も

運転中の画面。ヘッドアップディスプレイの奥側にあるディスプレイは、走行中の車両前方をイメージした映像を表示するためのものでコックピットとは無関係 運転中の画面。ヘッドアップディスプレイの奥側にあるディスプレイは、走行中の車両前方をイメージした映像を表示するためのものでコックピットとは無関係(クリックして拡大)

 コックピットは次のような構成となっている。ドライバーの前にはナビゲーション情報などを表示する車載情報機器の2つのディスプレイがある。センターコンソールの画面では、再生中の音楽などエンターテインメント情報を確認できる。ヘッドアップディスプレイでは、速度や進行する車線、歩行者や障害物の警告を表示する。

 ドライバーの状態を監視するため、運転席周辺にはセンサーが多用されている。ステアリングやシートはドライバーの脈拍を測定。シートでは呼吸の回数も検出する。視線検知用のカメラでは、まばたきの回数の検知に加えて、ヘッドアップディスプレイの表示位置の調整も行う。

ステアリングステアリング2生体センシングの結果 ステアリングの外周のセンサーで脈拍を測定、カメラで視線検知も(左、中央)。リアルタイムのセンシング結果が表示(右)(クリックして拡大)
タッチパネルに突起が タッチパネルに突起が(クリックして拡大)

 ステアリングには、自動運転から手動運転に復帰するためのスイッチと、タッチ入力のインタフェースも備えている。ステアリング右側のタッチパネルは、ドライバー前方の車載情報機器の画面表示のレイアウトに対応してスイッチとなる突起ができる。手元を見ずに直感的に操作できるようにした。

 これらの技術はコックピットとしてではなく単体でも需要に応じて提供していく考えで、2020年よりも前に採用される可能性もある。

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