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» 2017年01月23日 15時00分 UPDATE

ロボデックス:“肘”のない安全な協働ロボット、三品業界での活用訴求

ライフロボティクスは「第1回ロボデックス」において、同社が展開する“肘”のない協働ロボット「CORO」のデモを行った。

[三島一孝,MONOist]

 ライフロボティクスは「第1回ロボデックス」(2017年1月18〜20日、東京ビッグサイト)において、同社が展開する“肘”のない協働ロボット「CORO」のデモを行った。

photo ライフロボティクスの「CORO」のデモ。肘のない安全性を生かし化粧品をピッキングする(クリックで拡大)

安全で省スペースでの設置を実現

 「CORO」は多関節ロボットだが、人間に当たる“肘”をなくし、独自特許技術「Transpander Technology」により、手が伸び縮みすることで、安全に省スペースでさまざまな作業を行えるという利点を持つ協働ロボットである。

 「ロボットの実装領域の拡大というと多くのロボットメーカーが、既存のロボットを最適化するというアプローチを取っている。しかし、当社は新しい場所でロボットを使うためにどういう形が最適なのか、というのを一から考えて新たに開発を進めた。そのアプローチが大きく異なる。結果として、“肘”のない仕組みを考え、最小クラスの作業スペースと高い安全性を実現することができた」(ライフロボティクスブース担当者)。

 「CORO」のアームは、6方向への作業自由度を持ち、本体重量は26kg、可搬重量は2kgとなっている。アンカーボルトによる固定も不要で、さらに独自のティーチング用ソフトウェアにより、直感的なティーチングなども可能だ。協働ロボットとして、安全柵を不要とする、安全機能なども備えており、従来ロボットが導入できなかった領域での使用が可能となる。現状では、三品業界(食品、医薬品、化粧品)などでの導入が進んでいるという。

 引き合いについては従来の産業用ロボットの導入が進んでいる工場でもあるというが「従来ロボットが使用されている領域への導入にはそれほど積極的に展開するつもりはない。省スペースで高い安全性、という特徴を生かし、従来ロボットが使用できない領域での活用を広げ、労働生産性の向上に貢献していく」(ブース担当者)と述べている。

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