CAD画面から部品の選定・発注ができる部品購入連携を開始CADニュース

Quadceptは、電子部品/半導体の通販サイトを運営するチップワンストップと部品購入連携を開始する。ユーザーは、チップワンストップが持つ1800万点以上の部品情報をリアルタイムに参照し、Quadceptの画面から部品の選定・発注ができる。

» 2017年01月31日 10時00分 公開
[MONOist]

 Quadceptは2017年1月17日、チップワンストップと提携し、CAD画面から部品の選定/購入ができるサービスを開始すると発表した。同提携により、ユーザーはより多くの部品データベースを参照可能になり、必要な部品を短納期で購入できる。

 チップワンストップは、試作/開発向け電子部品、半導体の通販サイト「チップワンストップ」を運営。同サイトを利用する登録Web会員は、約22万2000人に上る。

 今回両社では、Quadceptが開発したクラウド型の電子CADソフトウェア「Quadcept」と、チップワンストップの部品データベースを連携させる。ユーザーは、チップワンストップが持つ1800万点以上の部品情報をリアルタイムに参照し、Quadceptの画面から、キーワード検索とフィルター機能を使用して、メーカー、型番、スペック別に絞り込むことができる。

 また、画面上のアイコンをクリックすれば、詳細スペックを比較しながら目的の部品を選定できる。さらに、無償の部品ダウンロードサービス「Share」の25万点のライブラリとチップワンストップの品番を照合させることで、部品ライブラリの選定と作成時間が大幅に短縮した。

 Quadceptは今後、基板製造と実装のオンラインサービスを拡充し、設計から試作量産まで対応するクラウドソリューションを提供するとしている。

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