ファイル管理・共有サービスにダウンロード申請および承認機能を追加CADニュース

富士フイルムイメージングシステムズは、クラウド型ファイル管理/共有サービス「IMAGE WORKS」にダウンロード申請/承認ができる機能を追加した。画像/動画コンテンツを適切に統制管理でき、利用促進にもつながる。

» 2017年03月09日 10時00分 公開
[MONOist]

 富士フイルムイメージングシステムズは2017年2月21日、クラウド型ファイル管理/共有サービス「IMAGE WORKS(イメージワークス)」に、ダウンロード申請/承認機能を追加したと発表した。IMAGE WORKSを利用して、画像提供サービスを行う日本野球機構と共同開発した。

 この追加機能は、画像や動画コンテンツの適切な統制管理をするとともに、利用を促進する目的で開発された。画像/動画データなどのファイルを利用したいユーザーが、IMAGE WORKSのシステム画像上で必要な画像/動画を閲覧/検索し、管理者に利用申請をする。管理者は申請された情報を確認してから、ファイルのダウンロード許可を判断し、提供可能であればファイルのダウンロード専用URLを、申請したユーザーに送る仕組みだ。

 管理者側は、利用申請の目的や提供履歴を確認/管理することで各ファイルの統制管理を強化できるほか、利用状況などの分析も可能になる。ユーザー側には、求める写真や動画を素早く見つけられるメリットがあるという。

 IMAGE WORKSは、画像/動画データなどの効率的な共有/管理をサポートする、法人向けクラウド型ファイル管理/共有サービス。ファイルの取り扱いや管理が容易で、セキュリティも強固のため、多くの広報/宣伝業務で活用されてきた。日本野球機構が運営/管理する画像提供サービス「NPB Contents and Images Center」もその1つで、プロ野球の写真をゲーム会社やグッズメーカー、報道機関に提供するためIMAGE WORKSを採用している。

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