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» 2017年04月27日 09時00分 UPDATE

製造IT導入事例:欧州の造船大手が業務のデジタル化に向け統合プラットフォームを採用

フランスのダッソー・システムズは、オランダに本拠をおく造船グループDamenが業務のデジタル化に向け、3DEXPERIENCEプラットフォームと船舶/海洋業界向けインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを選定したと発表した。

[MONOist]

 フランスのダッソー・システムズ(ダッソー)は2017年3月9日(現地時間)、オランダに本拠をおく造船グループDamenが、業務のデジタル化を図るため、ダッソーの3DEXPERIENCEプラットフォームと船舶・海洋業界向けインダストリーソリューションエクスペリエンスを選定したと発表した。

 同プラットフォームの導入により、要件、規制、プロジェクト・プランニングが単一のデジタル環境上にひも付けられ、トレーサビリティが実現される。各チームは全部門の既存データを収集して再利用し、設計変更に迅速に対応し、設計の早い段階から建造プランに着手するとともに、サプライヤーとのコラボレーションにより、予定通りの納期とコストで船舶を納入することができる。

 また、船舶・海洋業界向けの4つのソリューション「デザイン・フォー・シー」「ウィニング・ビッド・フォー・シー」「オプティマイズド・プロダクション・フォー・シー」「オン・タイム・トゥー・シー」の導入により、セールス、マーケティング、設計、エンジニアリング、建造、サービスなど各業務のデジタル連携が可能になる。32カ所の造船所と9000人の従業員を有するDamenにおいても、既存の製品/プロセス/サービスを最適化し、製品を迅速に納入できるという。

 高度化/グローバル化する業界動向に対応するために造船のポートフォリオが一層複雑になる中で、Damenでは、設計オフィス、造船所、サプライヤーという3者間のコラボレーションを一元管理してポートフォリオの管理を効率化し、顧客ニーズに素早く対応するため、業務のデジタル化を推進している。デジタル戦略の実施のため市販のソリューションを分析した結果、同プラットフォームの選択に至った。

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