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» 2017年05月08日 15時00分 UPDATE

MEDTEC Japan 2017:最新の医療機器を使った模擬手術室から新たな種は生まれるか

医療機器設計/製造の展示会「MEDTEC Japan 2017」で目玉展示の1つになったが、日本臨床工学技士会が協力した模擬手術室だ。

[朴尚洙,MONOist]

 医療機器設計/製造の展示会「MEDTEC Japan 2017」(2017年4月19〜21日、東京ビッグサイト)において、目玉展示の1つになったが、日本臨床工学技士会が協力した模擬手術室だ。

 この模擬手術室には、デンソーの長時間にわたる手術を支援するロボット「iArmS」、スマート手術室システム「OpeLiNK」、日機装のマイクロ波を活用した外科手術用エネルギーデバイス「アクロサージ」といった最新の医療機器を実際に体験できるようになっていた。

デンソーの「iArmS」日機装の「アクロサージ」 「MEDTEC Japan 2017」の模擬手術室。デンソーの「iArmS」(左)や日機装の「アクロサージ」(右)などを実際に体験できる(クリックで拡大)

 この他、日立産業制御ソリューションズとリコーによる、医療分野における映像技術の活用例も披露された。「研修や情報共有という観点で映像技術の活用は進みつつある」(日立産業制御ソリューションズ)ということで、手術室内の様子をプロジェクションマッピングで再現したり、リコーの360度カメラ「THETA S」の画像を使って情報共有したりといった事例を見せていた。

手術室内のプロジェクションマッピング「THETA S」による情報共有 手術室内のプロジェクションマッピング(左)と「THETA S」による情報共有(右)のイメージ(クリックで拡大)

 模擬手術室の展示における最大のウリは、現役の臨床工学技士と交流できることだ。iArmSやアクロサージを例にとって、医療機器開発で必須になる臨床試験に何が求められるのかなどについて、実際に臨床試験に携わる臨床工学技士に直接聞けるのだ。「日本臨床工学技士会としては、認知度向上や、MEDTEC Japanに出展している産業系メーカーからのニーズを確認することができし、新しい医療機器開発の機会発掘にもつながると考えて協力を決めた」(同会の説明員)という。

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