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» 2017年05月26日 09時00分 UPDATE

製造IT導入事例:化粧品大手が需要予測から在庫補充計画までを管理する計画システム導入

新日鉄住金ソリューションズとJDAソフトウェア・ジャパンは、需要予測から出荷計画、在庫計画、補充計画までを一貫して支援する国内向けPSI計画システムを資生堂が導入したと発表した。

[MONOist]

 新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)とJDAソフトウェア・ジャパン(JDA)は2017年5月11日、需要予測から出荷計画、在庫計画、補充計画までを一貫して支援する国内向けPSI(生産/販売/在庫)計画システムを、資生堂が導入したと発表した。システムの導入により、在庫抑制での成果につながっているという。

 今回資生堂では、グローバルな導入実績があり、詳細な管理ができるJDAの「JDA Demand & Fulfillment」をソフトウェアとして採用。資生堂の業務部門の要望や他業界における導入知見を基に、NSSOLがユーザーインタフェースを中心とした改良を実施し、業務実態に合わせた管理を可能にした。

 新システムの業務適用により、過去の出荷実績に対する季節性やトレンドを考慮した高度な統計予測モデルの活用、旬別の需要予測、統計的な1品別の適正安全在庫水準の設定、店頭販売水準の変化照会機能などが実現。在庫抑制に関する導入初期段階の成果が得られた。また、定番商品の需要予測業務が高精度かつ自動化されたことで、難易度の高い新製品の需要予測などに担当者が集中できるようになったという。

 資生堂では、需要予測/供給計画プロセスのグローバル化に向け、商品供給体制の再編に取り組んできた。一方、従来の需給管理システムは、商品カテゴリー別の適正在庫水準の設定や月次での需要予測、複数システムからのデータ収集が手作業といった課題があった。同社では2014年にシステムの検討を開始し、システム構築実績などを評価してNSSOLをITパートナーとして選定。2016年3月よりJDA Demand &Fulfillmentの導入を開始し、同年8月からはアジアの現地法人への展開を進めている。

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