ピント外れが悩ましい高級車オートモーティブメルマガ 編集後記

オートフォーカスの限界、マニュアルへの挑戦。

» 2017年06月28日 12時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 この記事は、2017年6月28日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


ピント外れが悩ましい高級車

 高級車って、どうもピントが合いません。特定のモデルを挙げて「的外れだ」と否定的な意見を述べているのではありません。なぜか写真を撮る時にカメラのレンズの焦点が合わないのです。

 筆者のメインの取材用カメラは、カシオのコンパクトデジカメ「EX-100F」です。家電量販店のカメラ担当の店員さんに「ヒトもしくはクルマを撮る。近くから遠くまで撮影距離はいろいろ。明るいレンズがほしい。一眼レフにチャレンジしたいけど仕事で使うには不慣れなので悩んでいる……」と希望を伝えて選んでもらった機種です。

 「一眼レフの1歩手前といっても過言でない機能がそろっているので、これに慣れてもっとやりたいと思ったら一眼レフに挑戦してみては」と助言を受けました。

 カメラを買って間もなく3年目になります。しかし、手動で調整するのはホワイトバランスと露出のみ、ボディーカラーが特徴的なクルマに明度や彩度を調整する機能を使う程度で、オートフォーカスでシャッターを押すだけで済ませてしまいます。

 これで記事には不足のない写真が撮れるので、よくできた機種です。機能はたくさんあるのに、一番ラクな使い方に落ち着いてしまいました。一眼レフへの挑戦はどこへやら。

 頼れる相棒のEX-100Fですが、最近になってピントが合っていない写真が目立つようになりました。ランボルギーニ「ウラカン ペルフォルマンテ」の発表会がピンボケ連発の発端でした。

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