狭い設置面積でもライン構築が可能、小型・軽量の6軸多関節ロボットFAニュース

安川電機は、小型・軽量の6軸多関節ロボット「MotoMINI」を発売した。重量7kgと人が持ち運べる軽さで、狭い設置面積でもロボットシステムを構築したり、装置の中に組み込むことができる。

» 2017年07月05日 07時00分 公開
[MONOist]

 安川電機は2017年6月21日、小型・軽量の6軸多関節ロボット「MotoMINI」を発売した。価格はオープン。電気・電子部品などの小物部品の搬送や組み立て、加工機など装置内での小型部品の組み立てなどの用途を想定している。

 重量7kgと人が持ち運べる軽さで、かつ小型のため狭い設置面積でもロボットシステムを構築したり、装置の中に組み込むことができる。走行装置などの周辺システムも小型化し、コンパクトなライン構築が可能になった。可搬質量は0.5kgで、最大リーチは350mm。同社従来の小型ロボットに比べ、高速化を可能にしている。

 コントローラーは、搬送/組み立て用途向けに機能/性能を最適化した「YRC1000micro」を使用。同社のホスト制御型のロボット用オープン化ツールと組み合わせることで、マシンコントローラー「MP」シリーズや他社製を含むシーケンサーなどの外部機器からロボットを直接制御できる。

photo 6軸多関節ロボット「MotoMINI」
photo ロボットコントローラー「YRC1000micro」

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