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» 2017年07月12日 09時00分 UPDATE

製造IT導入事例:建設機械用アタッチメントの故障予知や稼働監視を可能にするIoTシステム

安川情報システムは、IoT油圧ブレーカーシステム「TO-MS」を発表した。衝撃に強いセンサーやAIで故障を予知するエッジデバイスを備えており、これまで困難だった建設機械用油圧アタッチメントの故障予知や稼働監視が可能になる。

[MONOist]

 安川情報システムは2017年6月28日、建設機械用油圧アタッチメントのAI故障予知や稼働監視をするIoT(モノのインターネット)油圧ブレーカーシステム「TO-MS」について、実稼働テスト段階に入ったと発表した。同システムは、空圧および油圧機械販売メーカーの東空販売と共同開発したもので、今後、東空販売において稼働モニタリングを予定している。

 TO-MSは、高衝撃下に耐えてアタッチメントの実稼働時間を読み取るセンサーデバイスを備える。このセンサーはスカイディスクとの協業により開発した。アタッチメントの故障を予知するエッジデバイスには、同社のAIエンジンを用いたセンサーデータ分析アルゴリズムを搭載。同システムにより、油圧ブレーカーを常に最適な状態で稼働させることが可能になる。

 建設現場において、油圧ブレーカーなどのアタッチメントの稼働時間を把握することは困難だ。製品が壊れるまで使用するため、故障への対応が施工全体の遅延につながり、それが課題となっていた。なお、同システムの開発を通じて、同社と東空販売はアタッチメント監視システムについて特許を取得した。

photo IoT油圧ブレーカーシステム「TO-MS」システム概要図
photo 実機による結合テストの様子(スカイディスク提供)

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