パナソニックに見る日系製造業の“勝ち筋”モノづくり総合版メルマガ 編集後記

今持っているものの中で強いものをそのまま伸ばせば良いのです。

» 2017年07月13日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2017年7月13日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


パナソニックに見る日系製造業の“勝ち筋”

 2017年6月19日にパナソニックの社内カンパニーであるパナソニック コネクティッドソリューションズ(CNS)社の新社長に就任した樋口泰行氏の記者向け懇談会に参加してきました※)

※)関連記事:プラットフォーマーになれないパナソニックが描いた“勝ち筋”

 樋口氏といえば、もともとパナソニック(旧松下電器産業)に入社し、その後、ボストン・コンサルティングやアップル、日本ヒューレットパッカード(HP)、ダイエーなどを経て、日本マイクロソフトの社長および会長を務めた経歴の持ち主です。そして2017年4月に新たにパナソニックが社内カンパニーを改組しCNS社を立ち上げると同時にその社長に就任しました。パナソニックに限らず日本の大手製造業で一度退社して戻って役員を務めるケースは珍しく、就任発表時は異色の人事だと騒がれました。

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