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» 2017年08月15日 06時00分 UPDATE

オートモーティブメルマガ 編集後記:「モーターならではの走り味」とひとくくりに語ること

エンジンには個性があるけど、モーターで走ること自体にどう個性を持たせるか。

[齊藤由希,MONOist]

 この記事は、2017年8月8日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


「モーターならではの走り味」とひとくくりに語ること

 「発進の瞬間から最大トルクを得られるのはモーターならでは」「モーター特有の力強い加速」。ハイブリッド車や電気自動車(EV)などモーターで駆動するクルマの試乗記などを読むと、そういう表現がよく出てきますね。こうした表現自体には、誰も異論はないと思います。

 他に「ホニャララ特有の……」と表現されるパワートレインはディーゼルエンジンでしょうか。しかし、クリーンディーゼルのモデルが増えてきたので、ひとくくりにされにくいかもしれません。「ディーゼルなのに××は低速トルクがスカスカ」などという評価も聞きます。

 絶対に言わないのは「ガソリンエンジンらしい走り」でしょうか。当たり前ですね。まず排気量が違うし、3気筒、直4、V6、直6、水平対向……とシリンダーの配列もさまざまですから。

 比べてみるとなんとなく、モーターだけが特別扱いというか、「モーターはモーターだ」という捉えられ方があるのかなあと思ってしまいます。

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