ニュース
» 2017年09月01日 07時00分 公開

ベンチャーニュース:トヨタのオープンイノベーション「TOYOTA NEXT」、ベンチャー5社と協業

トヨタ自動車は、2016年12月に発表したオープンイノベーションプログラム「TOYOTA NEXT」で協業するパートナー企業を発表した。500を超えるアイデアの応募から、カウリス、ギフティ、シェアのり、ナイトレイ、エイチームの5社が選定された。

[朴尚洙,MONOist]

 トヨタ自動車は2017年8月31日、2016年12月に発表したオープンイノベーションプログラム「TOYOTA NEXT(トヨタNEXT)」で協業するパートナー企業を発表した。500を超えるアイデアの応募から、カウリス、ギフティ、シェアのり、ナイトレイ、エイチームの5社が選定された。具体的なサービス内容やサービス開始時期、選定企業との資本、業務提携等の詳細については、今後協議していくとしている。

 2015年12月設立のカウリスは、ソニーや電通国際情報サービスが出資するIoT関連のセキュリティベンチャーだ。トヨタNEXTでは、カウリスの保有する「リスク検知サービス」を活用したコネクテッドカーを中心としたモビリティサービスへの応用、セキュリティー強化を目指す。

カウリスのWebサイト カウリスのWebサイト(クリックでWebサイトへ)

 2010年8月設立のギフティは、カジュアルギフトサービス「giftee」の運営と、法人向けにギフト販売システム「eGift System」を提供するSaaS事業を展開している。トヨタNEXTでは、eGift Systemを活用したオーナー向けサービスを開発する。

ギフティのWebサイト ギフティのWebサイト(クリックでWebサイトへ)

 2015年1月設立のシェアのりは、クルマの移動をもっと自由にもっと手軽にし、クルマの利用機会を増やすことを目的とした、個人間でのカーシェアリングサービスを提供している。トヨタNEXTでは、シェアのりが提供しているサービスを活用した新しいモビリティサービスを研究・開発する。

シェアのりのWebサイト シェアのりのWebサイト(クリックでWebサイトへ)

 2011年1月設立のナイトレイは、「ロケーションデータ解析で社会をスマートに、人々の生活を豊かに」を企業理念としており、ロケーションデータ収集・解析エンジンの開発・運用を事業としている。トヨタNEXTでは、ナイトレイのデータ分析解析技術と、モビリティデータを活用したエリアマーケティングにおけるデータ提供サービスを開発する。

ナイトレイのWebサイト ナイトレイのWebサイト(クリックでWebサイトへ)

 2000年2月設立のエイチームは、スマートフォンアプリなどで広く知られている企業で、5社の中で唯一上場している。トヨタNEXTでは、エイチームのWebマーケティング技術と自動車関連サービスを活用した、中古車ビジネス全般における顧客の利便性・安心感を高めるサービスを開発する。

エイチームのWebサイト エイチームのWebサイト(クリックでWebサイトへ)

 トヨタNEXTの選考では「社会や人の課題を解決するアイデア」「実現する技術力、開発力、サービス力」「アイデアを実行する情熱」「両社のもつアセットの活用」「両社にとっての事業性」という5つの観点を重視したという。トヨタNEXTの選考メンバーを務めたトヨタ自動車 常務役員の村上秀一氏は「新しいサービスの開発に向け、新たな仲間ができたことを大変うれしく思う。たくさんのことを学ばせていただきながら、サービスの実現に向けしっかりと取り組んでいきたい」と述べている。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.