第45回東京モーターショー2017 特集
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» 2017年09月21日 06時00分 公開

東京モーターショー 2017:三菱自動車がSUVタイプの高性能EVを世界初公開、新たな成長と発展を示唆

三菱自動車は「第45回東京モーターショー 2017」において、高性能電気自動車(EV)のコンセプトSUV「e-EVOLUTION CONCEPT」を世界初公開する。

[齊藤由希,MONOist]

 三菱自動車は2017年9月20日、「第45回東京モーターショー 2017」(プレスデー:10月25〜26日、一般公開日:10月28日〜11月5日)において、高性能電気自動車(EV)のコンセプトSUV「e-EVOLUTION CONCEPT」を世界初公開すると発表した。三菱自動車の新たな成長と発展、今後のクルマづくりの方向性を示唆するモデルと位置付ける。

e-EVOLUTION CONCEPTの予告画像(クリックして拡大) 出典:三菱自動車

 コンセプトモデルには、三菱自動車が得意とするEV技術や四輪制御技術に代表されるSUVのノウハウを進化させ、人工知能(AI)技術も搭載する。乗る人の行動意欲を駆り立て、一歩先に踏み出す気持ちを後押しするとしている。

 AI技術に関して三菱自動車は、ドライバーの状態を監視するカメラから得た表情や頭部の動きを基に、ドライバーの眠気や注意力、認知レベル感情や意図を認識するパーソナルアシスタントを開発中だ。

 ルノー・日産アライアンスに加わった三菱自動車は、2022年を最終年度とするアライアンスの新6カ年計画「アライアンス2022」への貢献が期待されている(※1)。計画の中では、三菱自動車のプラグインハイブリッド技術を2022年までにアライアンス共通のC〜Dセグメントで採用することを明らかにしている。

(※1)ルノー日産三菱が2022年に1400万台の販売目指す、600km走るEVや完全自動運転車も

 また、アライアンスでは2020年までに複数のセグメントに展開可能なEV専用の共通プラットフォームを実用化するとともに、駆動用モーターとバッテリーを新規に開発し、アライアンスで共有する計画だ。2022年にNEDCモード(新欧州ドライビングサイクル)で走行距離600kmを達成する目標も立てている。

 三菱自動車は2016年2月にSUVと電動車に注力する車両開発計画を公表(※2)。2017年には、日米欧豪に展開するコンパクトSUVの新型車「エクリプス クロス」と、インドネシア向けのクロスオーバーMPV(多目的車両)「エクスパンダー」を発表した。「デリカ D:5」の次期モデルも2017年度投入と予告されている。

(※2)三菱自動車は「SUVと電動車で世界に役立つ」、2020年度までに14車種投入。なお、燃費不正後の記者会見で、開発コストが見合わないことを理由にミドルクラスSUVのプラグインハイブリッドモデルの開発を中止すると明らかにしている。

インドネシア向けのクロスオーバーMPV(多目的車両)「エクスパンダー」(クリックして拡大) 出典:三菱自動車
2017年秋に欧州で販売を開始する世界戦略車のコンパクトSUV「エクリプス クロス」(クリックして拡大) 出典:三菱自動車

 2018年度には「アウトランダー」、2019年度には「RVR」の次期モデルを投入する計画だ。電動車は、アウトランダーのプラグインハイブリッドモデルと、RVRのEVモデルというラインアップとなる。

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