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» 2017年10月04日 11時00分 公開

組み込み採用事例:人の数を高精度に検出するサーモパイル型人感センサーを納入

オムロンは、人の数を高精度に検出するサーモパイル型人感センサーを日建設計と共同開発し、東京電機大学に約1000台納入した。同センサーの導入により、照明の省エネ制御と空調の省エネが可能になる。

[MONOist]

 オムロンは2017年9月12日、人の数を高精度に検出するサーモパイル型人感センサーを日建設計と共同開発したと発表した。東京電機大学の東京千住キャンパス新校舎に約1000台を納入した。

 サーモパイル型人感センサーは、MEMS非接触温度センサーを内蔵。人からの放射温度を検出することで、3.6×3.6mの範囲にいる人の在/不在を16分割されたエリアごとに検知できる。熱源を256画素の温度データから細やかに捉えることで、高精度に人数を把握する。また、人の特徴点を捉えるアルゴリズムを搭載し、熱源が人なのかOA機器などなのかも判別できる。

サーモパイル型人感センサーと設置イメージ サーモパイル型人感センサーと設置イメージ(クリックで拡大) 出典:オムロン

 同センサーの導入により、照明の省エネ制御や人数に応じた部屋の換気量の調整もできるため、空調の省エネも可能だ。さらに、人の影響を除いた床の放射温度もセンシングし、人が快適と感じる最適な空調温度が設定できる。災害時には、在室者の位置と人数を把握でき、防災の向上にも役立つ。

 東京電機大学は、詳細なエネルギー消費量や設備機器の状態把握などによる省エネ活動に取り組んでいる。今回、新校舎の省エネ向上に向け、同センサーを採用した。

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