CEATEC JAPAN 2017
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» 2017年10月06日 07時00分 公開

CEATEC 2017:おしゃべりSota君とトヨタの寡黙なロボットが協力、棚から水を取って渡してくれる

NTTとトヨタ自動車は「CEATEC JAPAN 2017」において、コミュニケーションロボット「Sota」とトヨタ自動車の生活支援ロボットが協力して来場者にノベルティを渡すデモンストレーションを披露した。

[齊藤由希,MONOist]
コミュニケーションロボット「Sota」とトヨタ自動車の生活支援ロボットが協力(クリックして拡大)

 NTTとトヨタ自動車は、「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3〜6日、幕張メッセ)において、コミュニケーションロボット「Sota」とトヨタ自動車の生活支援ロボット「HSR(Human Support Robot)」が協力して来場者にノベルティを渡すデモンストレーションを披露した。

 ノベルティは3種類のペットボトル飲料。Sotaが来場者に対して左、真ん中、右のどのペットボトルが欲しいか尋ねる。来場者の答えをSotaが聞き取り、HSRが来場者に指定されたペットボトルを棚から取ってテーブルに置く。

 NTTのロボット連携サービス開発プラットフォーム「R-env:連舞」によって、製造元の異なるロボットを協力させた。R-env:連舞では、メーカーを問わずさまざまなデバイスやWebサービスが連携できる。

「どのペットボトルがいいですか?」と聞いてくるSota(左)。HSRはQRコードを識別して指示されたペットボトルを取りに行く(右)(クリックして拡大)
棚から取ったペットボトルをテーブルまで運んでくれる。テーブルにそっと置いてくれたHSR(クリックして拡大)

 ロボットの動作や発話、ロボット同士を連携させるシナリオは、ブラウザ上でブロックを配置したりつなげたりすることで、プログラミング技術を持たない人でも構築できる。技術者でない人でもロボットの応対やサービスを設定できるようにすることで、手軽にコミュニケーションロボットを導入、活用してもらうことを狙う。

 また、NTTが提供した要素技術には、コミュニケーションロボットが人間の話しかけに対して発言を中断したり、処理中の間をつなぐような相づちを打ったりできるようにするUIエンジンも含まれる。

 NTTとトヨタ自動車は、生活支援ロボットの普及に向けた協業を2017年9月に始めたばかり。「今回の出展が実際の取り組みの第1弾だ。ちゃんと連携できるかどうか、というところからのスタートだった。われわれはトヨタ自動車のようにロボットを駆動する技術は持っていない。さまざまな企業と協力することで生活の中にロボットの普及を進めていきたい」(NTTの説明員)。

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