第45回東京モーターショー2017 特集
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» 2017年10月10日 08時00分 公開

東京モーターショー 2017:三菱車がスマートスピーカーとつながる、家とクルマが連携するサービスへ

三菱自動車は「第45回東京モーターショー 2017」において世界初公開するコンセプトカー「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」の概要や、デモンストレーションを行うAI技術、スマートスピーカーの連携について発表した。

[齊藤由希,MONOist]

 三菱自動車は2017年10月5日、「第45回東京モーターショー 2017」(プレスデー:10月25〜26日、一般公開日:10月28日〜11月5日)において世界初公開するコンセプトカー「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」の概要を発表した。

今後の三菱自動車のクルマづくりの方向性を示す「e-EVOLUTION CONCEPT」(クリックして拡大) 出典:三菱自動車

 同モデルは今後の三菱自動車のクルマづくりの方向性を示す、クロスオーバーSUVタイプの高性能電気自動車(EV)となる。三菱自動車が得意とするEV技術と、四輪制御技術を始めとするSUVのノウハウを融合して進化させた。さらに、人工知能(AI)技術も搭載することにより、気象条件や路面状況にかかわらずドライバーの意思と高度に同調し、意のままで安全かつ快適なドライビングを提供するとしている。

 駆動システムは、フロントにモーター1基、リアに新開発の「デュアルモーターAYC(Active Yaw Control)」を搭載するトリプルモーター方式の4WDシステムを採用した。街中から高速道路、アップダウンのあるワインディングなどさまざまな状況で、EVならではの力強く滑らかな走りを発揮する。

トリプルモーターの高性能EVで、ドライバーの運転スキル向上を支援するAI技術も搭載(クリックして拡大) 出典:三菱自動車

 AIには、独自のコーチング機能を持たせる。AIがドライバーの運転スキルを把握し、運転技量を向上させるメニューを考える。音声対話やディスプレイ表示を活用してドライバーにアドバイスする。コーチング機能は必要に応じて使うことができる。この他にも、ドライバーの運転操作からAIはドライバーの意思を的確にくみ取り、道路環境や交通状況も認知しながら安全で快適に運転できるようにする。

 技術展示では、AIパーソナルアシスタントや、スマートスピーカーを通じたクルマと家の連携のデモンストレーションを行う。スマートスピーカーの活用はコネクテッドカーサービスの1つ。「Amazon Echo」「Google Home」を通じて、ヘッドライトの点灯や車内の温度調節、ドアロックなどを操作する様子を実演する。

エクリプス クロスは2018年春発売

2018年春に日本で発売する「エクリプス クロス」(クリックして拡大) 出典:三菱自動車

 2018年春に日本で発売する新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」も日本初披露する。新開発のダウンサイジング直噴ガソリンターボエンジンを搭載する。排気量は1.5l(リットル)で、排気マニホールド一体型のシリンダーヘッドや、電動バルブタイミングコントロール、電動ウェストゲートアクチュエーター付き小型ターボチャージャーによってレスポンスを向上させた。従来の排気量2.4lのNA(自然吸気)エンジンをしのぐ中低速トルクを発揮するとしている。

 トランスミッションは8速スポーツモード付きのCVTだ。ステップアップシフト制御を採用し、CVT特有の回転が先行するような吹け上がり感を低減し、ダイレクトで力強い加速感を実現する。

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