第45回東京モーターショー2017 特集
ニュース
» 2017年10月10日 07時00分 公開

東京モーターショー 2017:WEC仕込みのハイブリッドFRスポーツカー、次世代TNGAのクロスオーバー車も初披露

トヨタ自動車は、「第45回東京モーターショー 2017」において、ハイブリッドスポーツカーや、バンとSUVのクロスオーバー車を世界初公開する。

[齊藤由希,MONOist]

 トヨタ自動車は2017年10月6日、「第45回東京モーターショー 2017」(プレスデー:10月25〜26日、一般公開日:10月28日〜11月5日)において、ハイブリッドスポーツカーや、バンとSUVのクロスオーバー車を世界初公開すると発表した。

 ハイブリッドスポーツカー「GR HV SPORTS concept」は、世界耐久選手権(WEC)に参戦するハイブリッドレーシングマシン「TS050 HYBRID」を想起させるデザインとした。ヘッドランプやアルミホイールなどで、トヨタのモータースポーツとのつながりを表現。また、「トヨタスポーツ800(ヨタハチ)」「スープラ」にも設定されたエアロトップスタイルを採用した。外形寸法は全長4395×全幅1805×全高1280mm。

GR HV SPORTS concept(左)とTS050 HYBRID(右)(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車
GR HV SPORTS conceptの外観デザイン(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

 駆動システムは、TS050 HYBRIDのハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載する。バッテリーは車両の中央付近にレイアウトすることで、走行性能の向上につなげている。駆動方式はFR(後輪駆動)。

 ボディーカラーは力強さと迫力を感じさせるマットブラックとした。インテリアもレース車両の雰囲気を演出し、センタークラスタにギアポジションスイッチを配置した他スタートスイッチを開閉式のシフトノブ内に設置している。ボタン1つでATモードからマニュアルモードへの切り替えが可能。6速MTのような操作を楽しめるHパターンシフトを採用した。

ATからマニュアルモードに切り替えられる。ギアポジションはスイッチで選択(左、中央)。バッテリーを車両中央に配置して走行性能を向上する(右)(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

次世代TNGAのクロスオーバーSUV

 バンの積載性能とSUVの力強いデザインを融合させた新ジャンルのクロスオーバーコンセプト「Tj CRUISER(ティ・ジェイ・クルーザー)」は、次世代のTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームを想定している。

 排気量2l(リットル)クラスのエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインとする。駆動方式はFF(前輪駆動)もしくは4輪駆動。外形寸法は全長4300×全幅1775×全高1620mmで、ホイールベースは2750mm。乗車定員は4人となる。

Tj CRUISERの外観。次世代のTNGAプラットフォームを想定している(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

 助手席側のシートをフルフラットにすることで、ロングサーフボードや自転車など、3mまでの長尺の荷物を積み込むことができる。シートの裏側やデッキボードなどに固縛ポイントを複数設け、自由に荷物を固定できるようにした。バックドアの開口スペースも広く取り、大きな荷物の出し入れにも配慮した。

 運転席側の後部座席はシートクッションを前側に立てることで、買い物袋などの荷物を置くスペースをつくることができる。スライドドアの開口部も大きく、横からの大きな荷物の出し入れや、複数人の乗車での利便性も高めた。

助手席側のシートをフルフラットにすると長尺の荷物を積み込める(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.