第45回東京モーターショー2017 特集
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» 2017年10月11日 08時00分 公開

東京モーターショー 2017:自動運転本格化で高まる存在感、ジェイテクトはステアリングシステムで未来を示す (2/2)

[三島一孝,MONOist]
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「JTEKT Future Concept Vehicle」の意味

 「JTEKT Future Concept Vehicle」は、ステアバイワイヤシステムの電動パワーステアリングとインホイルモーターを一体としたコンセプトモデルである。EPSと駆動との協調制御を手掛けるジェイテクトの総合力があるからこそ実現できた技術だとしている。

photo 「JTEKT Future Concept Vehicle」の外観(クリックで拡大)

 ステアバイワイヤシステムは、機械的なつながりが切り離され、電子制御によりドライバーのハンドル操作を車輪に伝えるステアリングシステムで、車速や車両姿勢に応じた操舵角制御ができることにより、安全で快適な運転を実現できるとしている。クルマが信号により、運転を制御する自動運転時代には必須の技術とされている。

photo 「JTEKT Future Concept Vehicle」のステアバイワイヤシステム(クリックで拡大)

 インホイルモーターは、車輪近くに配置されたモーターが駆動力となって自動車を走行させる技術。左右輪の駆動力配分や横滑り防止などを実現する。ジェイテクトではこれらの技術を組み合わせて制御できることから、自動運転時代の快適、安全運転のカギを握ると訴求する。

photo 「JTEKT Future Concept Vehicle」のインホイルモーター(クリックで拡大)

 さらに、将来、自動運転と手動運転の切り替えが可能となった場合、自動運転時においてドライバーが車室内を快適に過ごすためにハンドルを格納することができる将来技術として「リトラクタブルコラム」も搭載している。

VRやLEXUSのカットモデルも

 ジェイテクトでは、この「JTEKT Future Concept Vehicle」によりクルマの将来像を訴求するとともに、同社が実現する「人とクルマが協調する自動運転」を分かりやすく訴求するため、JTEKT 360 VIRTUAL REALITY 「JGOGGLE 2」を用意。「ジェイテクト伊賀試験場」での自動運転の走行の様子を360度映像で紹介する。

 さらに、会場では、同社が2016年に量産を開始したラックパラレルEPSや、トルセンLSD、ハブユニットなどが多く採用されているLEXUS「LC500」のカットモデルも用意する予定である。

photo ジェイテクトのステアリングやベアリングが多く採用されているLEXUS LC500のカットモデル(クリックで拡大)出典:ジェイテクト
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