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» 2017年10月13日 08時00分 公開

ロボット開発ニュース:人への「心づかい」を表現できるロボットの受託/開発を開始

ユカイ工学は、東芝映像ソリューションの音声認識ソリューション「A/UN」を使用した次世代型の音声認識ロボットの受託/開発を始めた。人の声やセンサー上のデータを認識して、人への「心づかい」を表現できる。

[MONOist]

 ユカイ工学は2017年9月26日、東芝映像ソリューションの音声認識ソリューション「A/UN(アウン)」を使用した、次世代型音声認識ロボットの受託/開発を開始したと発表した。

 A/UNは、人の声やセンサー上のデータを認識し、ロボットやインタフェース側から人に対して家電やIoT(モノのインターネット)デバイスの操作を提案する「心づかいができる」機能を搭載している。

 従来のロボットによる家電やIoTプロダクトの操作は、直接ロボットへ「扇風機つけて」「エアコン消して」などの指示を出すか、温度などの条件を事前に設定して自動で操作するのが主な方法だった。A/UNを使うことで、室温が一定の温度に達するとロボットの方から「扇風機をつけましょうか?」などの提案を行い、利用者は「お願い/はい/つけて」などと答えることで操作できる。あたかもロボットが利用者に「心づかい」しているような表現が可能になるという。

 また、これまではロボットの発話中に利用者が音声で指示をしても認識ができず、ロボットが発話を終えてから指示を出す必要があった。A/UNでは、ロボットが発話中でも利用者の指示を認識できる全二重対話(割り込み/barge-in)が可能で、より自然な会話の流れの中でロボットに指示を出せる。

「CEATEC JAPAN 2017」で展示した「A/UN」のデモンストレーションサンプルとなる音声ユーザーインタフェースロボット「こだま」 「CEATEC JAPAN 2017」で展示した「A/UN」のデモンストレーションサンプルとなる音声ユーザーインタフェースロボット「こだま」(クリックで拡大) 出典:ユカイ工学

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