医療検査器に適した42mm角2相ステッピングモーター医療機器ニュース

山洋電気は、42mm角2相ステッピングモーター 「SANMOTION F2」を発表した。同社従来品に比べてホールディングトルクが約10%向上し、音圧レベルは3dB(A)低減している。

» 2017年11月09日 15時00分 公開
[MONOist]

 山洋電気は2017年10月31日、2相ステッピングモーター 「SANMOTION F2」シリーズに、42mm角製品を追加したと発表した。価格はオープンで、同年11月17日に発売する。同社では、医療検査器や半導体製造装置、搬送機器、テーブル駆動、ATMなどでの用途を見込む。

 2相励磁時のホールディングトルクは0.22〜0.58N・mで、同社従来品に比べて約10%向上し、位置決め精度を高めた。定格電流は1.2A。音圧レベルが従来品より3dB(A)低減した他、モーターの効率が2.4%向上した。これにより、装置の消費電力とモーターの発熱を抑制できる。

photo 42mm角2相ステッピングモーター「SANMOTION F2」 出典:山洋電気

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