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» 2017年12月01日 10時00分 公開

2017国際ロボット展:電動パワーステアリングの技術を応用したアシストスーツ、「人の動きに調和」

ジェイテクトは、「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、工場や建設現場など向けのパワーアシストスーツ「J-PAS(JTEKT Power Assist Suit)」を披露した。2018年度内の国内発売を予定している。

[朴尚洙,MONOist]

 ジェイテクトは、「2017 国際ロボット展(iREX2017)」(2017年11月29日〜12月2日、東京ビッグサイト)において、工場や建設現場など向けのパワーアシストスーツ「J-PAS(JTEKT Power Assist Suit)」を披露した。2018年度内の国内発売を予定している。

パワーアシストスーツ「J-PAS」「J-PAS」の特徴 ジェイテクトのパワーアシストスーツ「J-PAS」(左)とその特徴(右)(クリックで拡大)

 J-PASの特徴は3つある。1つ目は「人の動きに調和したアシスト機能」で、作業に応じたアシスト特性(出力・タイミング)を変更可能であり、リモコンによって操作することもできる。2つ目は「作業の多様性への対応」になる。最大10kgのアシスト力があるので重作業で腰に掛かる負担を軽減できる。左右独立に作動するので、さまざまな作業姿勢に対応するという。3つ目は「フィット感と着脱性の両立」だ。アクチュエータなどが組み込まれた駆動部を体に取り付けるためのベストの付け替えが可能で、ベストもS、M、Lとサイズ展開を予定している。このため、男性や女性の使用者がそれぞれ自分専用のベストを使いながら駆動部は共用するといった使い方が可能になる。

 J-PASはジェイテクトが推進する新規事業の事業化第1弾となる(第2弾は「東京モーターショー2017」で披露したリチウムイオンキャパシター)。「J-PASは、世界シェアトップの電動パワーステアリング(EPS)の技術を応用して開発した。さまざまな路面においてドライバーの運転に合った適切な力を出さなければならないEPSの技術を基に『人の動きに調和したアシスト機能』を高いレベルで実現することができた。これまでの約1年半の開発期間において、当社の工場内での実証実験を重ねて完成度も高めた」(ジェイテクト 新規事業推進部 企画室 室長の小池充氏)としている。

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