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» 2017年12月15日 10時00分 公開

SCF2017:安川電機のスマート工場「アイキューブ メカトロニクス」が示す現実的価値

安川電機は「SCF2017/計測展2017 TOKYO」において新たに打ち出したスマート工場の新コンセプト「アイキューブ メカトロニクス」を体現するデモラインを披露。機器の遠隔監視とともに、ロボットとモーション制御を一体で行う効率性などをアピールした。

[三島一孝,MONOist]

 安川電機は「SCF2017/計測展2017 TOKYO」(2017年11月29日〜12月1日、東京ビッグサイト)において、新たに打ち出したスマート工場の新コンセプト「アイキューブ メカトロニクス」を体現するデモラインを披露。機器の遠隔監視とともに、ロボットとモーション制御を一体で行う効率性などをアピールした。

photo SCF2017に出展した「アイキューブ メカトロニクス」のデモライン。スマートフォンのBTO生産をイメージしている(クリックで拡大)

「3つのi」による新工場コンセプト

 安川電機の「アイキューブ メカトロニクス」は、「integrated(統合的、システム化)」「intelligent(知能的、インテリジェント化)」「innovative(革新的、技術革新による進化)」の3つの「i」をコンセプトとし、機器をコンポーネントとして進化させるだけでなく、統合してシステム化を実現したり、AI(人工知能)技術を活用して知能化したりすることで実現できる新たなモノづくりの姿を描いている。具体的には既存システムに加え「デジタルデータマネジメント」の仕組みを組み込んだことが特徴となる※)

※)関連記事:「アンマンドファクトリ」の進化を図る安川電機、スマート工場の新コンセプト訴求

 披露したデモラインはスマートフォンのBTO生産をイメージした。

photo 「アイキューブ メカトロニクス」の全体イメージ(クリックで拡大)出典:安川電機

 機器のデジタルデータを吸い上げる仕組みとして、エッジコンピューティング領域に搭載するソフトウェア「YASKAWA Cockpit」を用意。BTO(Build To Order)での生産状況や装置の稼働状況をリアルタイムにモニターすることが可能となる。またAI(人工知能)で生成した以上予測モデルを「YASKAWA Cockpit」に適用し、リアルタイムデータを解析することで、異常が出るタイミングを予測することなども可能としている。

photo 「YASKAWA Cockpit」のデモコーナー。下のデモ機の稼働状況をリアルタイムで上の画面に表示する(クリックで拡大)

 「アイキューブ メカトロニクス」のデモラインでは、この「YASKAWA Cockpit」による生産ライン見える化に加えて、ロボットと機械のコントロールを一体で制御する機能も組み込んだ。マシンコントローラー「MP3300」とロボットモジュール「RM100」の連動により、モーションとロボットを同じ制御システムでコントロールすることを実現した。

photo マシンコントローラー「MP3300」とロボットモジュール「RM100」の組み合わせ(右)とロボットコントローラー「YRC1000micro」(クリックで拡大)

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