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» 2017年12月27日 09時00分 公開

製造IT導入事例:AI解析エンジンを米航空機大手の衛星・宇宙航空分野に活用

NECは、同社のAI技術であるインバリアント分析技術を、米ロッキード・マーティンの衛星・宇宙航空分野に活用する。AIによって、宇宙環境や機器性能の変化を迅速に把握することで、運用者は製品の性能やライフサイクル効率を改善できる。

[MONOist]

 NECは2017年12月14日、同社のAI技術であるインバリアント分析技術を、米ロッキード・マーティンの衛星・宇宙航空分野に活用すると発表した。

 インバリアント分析技術は、NECのAI技術群「NEC the WISE」を構成する分析技術の1つ。コンピュータシステムの他、発電所、工場、ビルなどに設置された多数のセンサーから収集されるデータにより、通常稼働状態のデータのモデルを自動で作成する。これを実際のデータとリアルタイムで比較することで、異常(いつもと違う状態)を予兆段階で検出し、早期対処を可能にする。

 NECでは、同社のAIとロッキード・マーティンの宇宙分野での専門的な知見とが組み合わさることで、衛星や宇宙船の運用に独自の分析を組み込む新たな機会が生まれるとする。宇宙の気候が電子機器に与える影響など、宇宙環境や機器性能の変化を迅速に把握することで、運用者は製品の性能やライフサイクル効率を改善できる。

photo (左から)ロッキード・マーティン・スペースシステム副社長のカール・マルケット氏 、NEC執行役員の西村知泰氏 出典:NEC

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