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» 2018年01月23日 09時00分 公開

製造IT導入事例:自動車工場の再稼働事業に際し、統合プラットフォームを採用

ダッソー・システムズは、同社の3DEXPERIENCEプラットフォームをイタリアの自動車サプライヤーBlutecが採用したと発表した。閉鎖していた自動車工場をハイブリッド車やEV車の製造向けに転用する再稼働事業に活用する。

[MONOist]

 フランスのダッソー・システムズは2017年11月14日、同社の「3DEXPERIENCE」プラットフォームを、イタリアの自動車サプライヤーBlutecが採用したと発表した。

 Blutecは、イタリア経済省所管のInvitalia(投資誘致、事業開発公社)と3億ユーロ(約408億円)規模の自動車産業プロジェクトを進めている。2018年から本格稼働する同プロジェクトにおいて、Blutecは2011年に閉鎖したシチリア州の自動車工場を、全世界向けのハイブリッド車や電気自動車(EV)の製造に転用するために再稼働し、旧工場の元従業員700人を段階的に再雇用していく。3DEXPERIENCEプラットフォームの導入はこの再稼働事業に合わせたものだ。

 同プラットフォームの導入により、Blutecでは生産イノベーションを進めながら、ハイブリッド車、EV車の開発向けにさまざまな機能を提供する「エレクトロ・モビリティ・アクセラレータ」ソリューションを、新しい車両のコンセプトの考案や設計、シミュレーションに活用する。

 デジタル環境下でのコラボレーションを可能にする同ソリューションを用いて、Blutecでは限定仕様車の各種部品や特注トリムの性能をはじめ、環境性能を強化するハイブリッド車やEV車の特別モデルの性能についても、バーチャルで定義や評価、検証ができるようになる。

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