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» 2018年01月26日 08時00分 公開

宇宙開発:衛星オペレーションセンターを2018年4月に稼働へ

NECは、衛星の運用業務を行う「NEC衛星オペレーションセンター」を新設し、2018年4月に本格稼働を開始する。人工衛星を活用した宇宙利用サービス事業の拠点となる。

[MONOist]

 NECは2018年1月10日、衛星の運用業務を行う「NEC衛星オペレーションセンター」を新設し、同年4月に本格稼働を開始すると発表した。衛星管制業務やミッション計画業務など衛星機能の運用業務ができ、人工衛星を活用した宇宙利用サービス事業の拠点となる。

photo NEC衛星オペレーションセンター 出典:NEC

 センターは、同年1月17日に打ち上げ予定の高性能小型レーダー衛星「ASNARO-2」より、地上システムパッケージ「GroundNEXTAR(グランドネクスター)」を利用し、衛星システムの運用を開始する。

 センターでは、セキュリティ性の高いデータセンターに専用機材を設置し、必要最低限の操作機材のみをセンター内に設置。設置効率の良い衛星システムの運用を実現する。複数衛星の並行運用もでき、今後は運用衛星数を拡大し、宇宙利用サービス事業を拡大していく予定だ。

 センターに導入したGroundNEXTARは、衛星システム運用業務を標準化し、低コスト、短納期を実現したパッケージソフトウェアで、衛星システム運用業務を効率化、省力化する。衛星運用に必要な基本機能、衛星運用の可視化や衛星からの撮影画像の配信機能を搭載しており、撮影画像を必要とするさまざまな分野に利用できる。今後、パッケージソフトの販売も行っていく。

 同社は日本地球観測衛星サービスと協力し、同年9月より、ASNARO-2で撮影した画像の販売を予定している。また、さまざまなニーズに合わせたリモートセンシングデータを提供するなどして今後、宇宙利用サービス事業において3年間で50億円の売り上げを目指す。

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