東京エレクトロン デバイスは、機器メンテナンスやタスク管理などを効率化する「製造業向けIoTフィールドサービス効率化支援パッケージ」を発売した。IoT機器からのアラート情報を自動的にタスク化し、各種管理を簡便にする。
東京エレクトロン デバイスは2018年1月24日、機器メンテナンスやタスク管理などを効率化する「製造業向けIoTフィールドサービス効率化支援パッケージ」を発売した。価格は月額50万円(税別)からで、1カ月から利用できる。
今回発売する支援パッケージは、IoT(モノのインターネット)機器からのアラート情報を自動的にタスク化し、保守要員の割り当てや作業指示書の作成といったタスク管理を簡便にするものだ。
タスクの管理には、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」および「Microsoft Dynamics 365 for Field Service」を活用。必要な場合は保守要員として技術者を最短経路で派遣することで、ダウンタイムや保守コストが削減できる。さらに、機械学習を活用した故障予測による予兆保守も可能だ。
また、これまで独立していたIoTサービス開発とOT(Operational Technology)開発プラットフォームを統一しており、効率的な開発が行え、開発工数も削減する。
今後は顧客の要望に合わせたIoTセンサーやデバイス、IoTゲートウェイ機器と、Microsoft Dynamics 365 for Field Serviceを組み合わせたキットの販売を検討していく。
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