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» 2018年03月26日 10時30分 公開

キャリアニュース:ミドル層の面接で重要視されるのは「専門職種の知識・経験」

転職求人サイト「ミドルの転職」が「ミドル層の面接で企業が見ているポイント」についてのアンケート調査結果を発表。回答した転職コンサルタントの77%が、面接で重要視されるポイントとして「専門職種の知識・経験」を挙げた。

[MONOist]

 エン・ジャパンが運営するミドル層専用の転職求人サイト「ミドルの転職」は、2018年2月27日に「ミドル層の面接で企業が見ているポイント」についてのアンケート調査結果を発表した。

 調査対象は、同サイトを利用する転職コンサルタント。そのうち110人から回答を得た。

 ミドル層の面接で企業が見ているポイントについて尋ねたところ、「専門職種の知識・経験」(77%)が最も多かった。「(ミドル層は)経験知識豊富で実力もないと、入社後の組織運営に支障を来す」「年代的に“ポテンシャル”という概念はないので専門性が重視される」といったコメントから、年齢や社会人歴に比例して専門性を求める面接官が多いと考えられる。

 2位は「マネジメント能力」(30%)。「マネージャーとしてのマネジメント能力とプレーヤーとしての能力、両方を期待しているケースが多い」「配属先部門での指導・育成能力に加え、配属先以外の部門に対しても貢献するマネジメント能力があるかどうかが重要」などのコメントが寄せられており、マネジメント能力は最低限の資質と考える企業が多いことがうかがえる。

 3位は「仕事への取り組み方・熱意」(27%)。面接では、履歴書では見定められない部分を確認しているケースが多いようだ。

photo (クリックで拡大) 出典:ミドルの転職

面接で高評価だと「給与額の交渉がしやすくなる」

 次に、面接での高い評価が内定獲得以外にどのような好影響をおよぼすかを尋ねた。その結果、「給与額の交渉がしやすくなる」(50%)が1位。続いて「入社後、組織になじみやすい」(36%)、「当初の想定範囲を超えた給与額が提示される」(34%)となっている。

photo (クリックで拡大) 出典:ミドルの転職

 面接で、求職者がやってしまいがちな悪印象を与える行動については、最も多かったのが「応募先企業の理解不足」(49%)。この回答には「自分を買いたいと思ってもらえるための事前の研究や戦略が必要」「人事が不安に思う」などの声が寄せられている。

 2位は「ネガティブな転職理由」と「現職(前職)企業の批判」(同率45%)だった。ネガティブな転職理由は「その事象を乗り越える努力をしてこなかったにもかかわらず、批判だけするような人材だと思われてしまう」「求職者への不信感、人間性への疑問を生じさせてしまう」、現職(前職)企業の批判については「他責傾向がある人材と捉えられる」「社内でトラブルを生じさせる印象を与える」といった理由が挙がった。

photo (クリックで拡大) 出典:ミドルの転職

 回答した転職コンサルタントからは、面接官からの評判がいい人の特徴も寄せられている。自分の意思を簡潔に伝えることができる人、面接企業について十分な事前研究、対策をしている人は、入社後の活躍を期待させ、採用につながるケースが多いようだ。

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