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» 2018年04月12日 09時00分 公開

製造ITニュース:産業インフラ分野向けデータ分析基盤をサービス提供

日立製作所は、社会・産業インフラ分野向けのデータ分析基盤を活用したサービスを開始した。「現場データ準備・可視化サービス」と「現場データ管理サービス」の2種で、分析データの準備負担を軽減し、データの検索や管理をしやすくする。

[MONOist]

 日立製作所は2018年4月2日、社会・産業インフラ分野向けのデータ分析基盤を活用したサービスを開始した。「現場データ準備・可視化サービス」と「現場データ管理サービス」の2種で、料金はそれぞれ個別見積もりによる。

 同社では今回、各種機器やセンサー、業務システムからのデータなど多様な形式の情報から効率的に分析目的のデータを抽出・作成する「Big Data Discovery(BDD)」と、データ構成を分析者の視点で再定義して管理できる「NX Context-base Data Management System(CDMS)」を新たに開発。データを統合的に分析、利活用するための事前準備を支援するサービスとして提供する。

 現場データ準備・可視化サービスは、散在する機器やセンサー、業務システムからのデータ、画像や映像、音声データなど、分析に必要なデータを全て1つの管理システムに継続的に集約し、目的のデータを容易に抽出・作成できるようにする。これにより、分析データの準備に要する負荷を軽減できる。また、異なるシステム間のデータ関係性を自動で表示するBDDの機能により、集約データの中から分析者が着目した項目と似た名称の項目を容易に見つけ出すことができる。

 現場データ管理サービスは、機器やセンサーなどから得られる各種現場データに、同社の監視制御データ活用基盤「NX IoT Gateway」を用いて、データの単位や取得日時などの情報をひも付けて収集する。それらのデータは、CDMSを用いて分析者視点で再定義できる。これによって必要なデータが容易に探せるため、業務知識が少ない人でも理解しやすくなり、データをさまざまな分析やアプリケーション開発で活用可能になる。

 さらに同社は、これらのサービスをAI(人工知能)やBI(Business Intelligence)ツールを活用した「プロフェッショナル分析サービス」(提供中)と組み合わせることで、データ分析をトータルに支援する。

photo 社会・産業インフラ向けデータ分析基盤のサービス概要図(クリックで拡大) 出典:日立製作所

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