Artix-7を搭載したUSB-FPGAボードを発売、検査治具・教育用途にも対応組み込み開発ニュース

ヒューマンデータは、ザイリンクスのFPGA「Artix-7」を搭載したUSB-FPGAボード「EDX-302」シリーズを発売した。セミカードサイズで6層基板を採用し、5.0Vの単一電源で動作する。

» 2018年04月26日 08時00分 公開
[MONOist]
photo USB-FPGAボード「EDX-302」シリーズ(クリックで拡大) 出典:ヒューマンデータ

 ヒューマンデータは2018年4月9日、ザイリンクス(Xilinx)のFPGA「Artix-7」を搭載したUSB-FPGAボード「EDX-302」シリーズを発売した。USBインタフェースには、FTDIのUSBチップ「FT2232H」を搭載している。

 基板面積は54×53mmのセミカードサイズで、6層基板を採用した。5.0Vの単一電源で動作する。ユーザーI/Oは、CNAが28、CNBが28。汎用LEDや汎用スイッチ、50MHzのオンボードクロックを搭載している。

 同シリーズは、フリーソフトのBBC[EDX-302]を用いることで、USBケーブルのみでFPGAのコンフィギュレーションやコンフィギュレーションROMの書き込みが可能。また、ザイリンクスの開発環境が不要で、検査治具や教育用途などにも利用できる。

 鉛フリー実装のため、RoHS指令に対応している。

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