車両の稼働効率向上に向け、デジタル技術やIoT技術を活用する協創を開始製造マネジメントニュース

日立製作所は、総合トランスポーテーションサービス企業のPenske(ペンスキー)と、車両の稼働効率向上に向けた協創を開始した。両社の知見や技術を組み合わせ、ペンスキーの次世代データソリューションの構築を進める。

» 2018年05月18日 09時00分 公開
[MONOist]

 日立製作所は2018年4月26日、総合トランスポーテーションサービス企業のPenske(ペンスキー)と車両の稼働効率向上に向けた協創を開始したと発表した。ペンスキーの輸送・物流分野における知見と、日立のIT技術やIoT(モノのインターネット)技術を融合させ、ペンスキーの次世代データソリューションの構築を進める。

 ペンスキーと日立グループは、2012年の「インディカー・シリーズ」よりスポンサー契約を締結し、協力関係を構築してきた。さらに両社は、ペンスキーのデジタルトランスフォーメーションを実現するため、さまざまな事業領域で連携を強めている。2017年からはペンスキーの保有する車両データを活用し、車両の稼働効率向上に向けた取り組みを進めている。

 両社は今後も、AI(人工知能)などのデジタル技術をはじめ、日立のIoTプラットフォーム「Lumada」を活用した幅広い協創活動を進めていくとしている。

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