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» 2018年05月25日 06時00分 公開

製造マネジメントニュース:FCVの年間販売3万台へ、トヨタ自動車が本社工場と下山工場で生産設備拡充

トヨタ自動車は、燃料電池車(FCV)の普及拡大に対応するため、燃料電池(FC)スタックと高圧水素タンクの生産設備を拡充する。

[齊藤由希,MONOist]
FCスタックを生産する建設中の建屋(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

 トヨタ自動車は2018年5月24日、燃料電池車(FCV)の普及拡大に対応するため、燃料電池(FC)スタックと高圧水素タンクの生産設備を拡充すると発表した。

 FCスタックの生産では、本社工場(愛知県豊田市)の敷地内に新しく建屋を設ける。8階建てで延べ床面積は7万m2。高圧水素タンクは下山工場(愛知県みよし市)の第3工場に1.5万m2の専用ラインを新設する。2020年頃の稼働に向けて設備の詳細を詰めていく。

 トヨタ自動車ではFCV「ミライ」を年間3000台生産している。今後、乗用車タイプのFCVだけでなく、FCバスやFCフォークリフトなどの普及を進めるため、FCスタックや高圧水素タンクの供給体制を強化する必要があった。

高圧水素タンク(左)FCスタック(右)(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

 2020年以降、FCVやFCバスの販売はグローバルで年間3万台以上を目指す。日本では販売地域を4大都市圏の中心から拡大し、月間販売1000台、年間1万数千台の販売を計画する。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、FCバスは100台以上の販売を目標とする。

 海外では、日米欧を中心に11カ国でミライを販売しており、オーストラリアやカナダ、中国、アラブ首長国連邦で走行実証を実施してきた。販売する国や地域の拡大に向けて、環境整備を進めていく。

FCバス「SORA」(左)乗用車タイプのFCV「ミライ」(右)(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車

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