バイクのスピード感と、生身で道路のど真ん中にいる感じオートモーティブメルマガ 編集後記

タンデムシートに乗ったときの目線の高さは、ハイエースの運転席と同じくらいでした。

» 2018年07月11日 12時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

この記事は、2018年7月11日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


バイクのスピード感と、生身で道路のど真ん中にいる感じ

 先日、生まれて初めてバイクのタンデムシートに乗りました。もしかしてバイクってものすごく楽しい乗り物なのでしょうか。

 これまで、バイクといえば、何年か前に取材で訪問した離島で、原付一種相当の電動バイクに乗ったことがあるだけでした。交通量がほとんどないので、時速20kmくらいでヨタヨタ走っただけです。もちろん二輪の運転免許は持っていません。そんな状態なので、自分で頼んで乗せてもらったにもかかわらず、バイクの後ろはとても緊張しました。自分が運転するわけでもないのに。

 乗ったのは秋葉原から表参道までです。何度も通ったことのある道で、クルマの流れの速さがどれくらいかも知っていたのですが、とても新鮮でした。印象的なのは体感スピードの速さです。運転してくれた知人に速度を聞いても別段速いわけではなく、クルマで走る時と変わらないスピードなのです。それでもクルマよりずっと速く感じるので、わーわーキャーキャーとタンデムシートで大騒ぎしていました。

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