膀胱内尿量を簡単な操作で確認できるデバイスを発表医療機器ニュース

リリアム大塚は、膀胱内尿量を簡単な操作で確認できるデバイス「リリアムスポット」を発表した。本体から出される超音波を膀胱の位置に当てるだけで、尿のたまり具合をメモリ表示で確認できる。

» 2018年11月12日 15時00分 公開
[MONOist]

 リリアム大塚は2018年10月31日、膀胱内尿量を簡単な操作で確認できるデバイス「リリアムスポット」を発表した。同年12月より大塚製薬の通販サイト「オオツカ・プラスワン」で販売予定で、価格は9万円(税別)。予約受注は同年11月15日から開始する。

 リリアムスポットは、本体から出される超音波をぼうこうの位置に当てるだけで、尿のたまり具合をメモリ表示で確認できる。初めてでも使いやすいよう音声ガイダンス機能を搭載し、専用液を使えばふき取りの手間を省けるので、排尿障害のある患者やその家族、介護職員の負担軽減が期待される。

 本体サイズは45×40×150mmで、重さは160g。充電式バッテリーを内蔵し、付属のmicro USBケーブルで充電する。

photo 「リリアムスポット」の使用イメージ 出典:リリアム大塚

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