コンテンツサービスと統合した車載情報機器基盤、駐車場検索や支払いにも対応車載情報機器

ACCESSは、車載インフォテインメントプラットフォームとコンテンツストリーミングサービスを組み合わせた、OEM企業向けWhite Label(ホワイトレーベル)ソリューション「ACCESS Twine for Car」の最新版を発表した。音声、動画OTTストリーミング機能をはじめ、駐車場検索や料金支払いなど、統合型の車載向けインフォテインメントを提供する。

» 2019年01月04日 08時00分 公開
[MONOist]

 ACCESSは2018年12月18日、車載インフォテインメントプラットフォームとコンテンツストリーミングサービスを組み合わせた、OEM企業向けWhite Label(ホワイトレーベル)ソリューションの最新版「ACCESS Twine for Car 2.0」を発表した。

 ACCESS Twine for Car 2.0は、HMI(ヒューマンマシンインタフェース)、ユーザーインタフェースのデザインを刷新。車内Wi-Fiを活用して、ニュースや天気予報、株価、フライト状況などの情報サービスと統合し、乗車中でも外の世界と連携できる車載インフォテインメントサービスを、LinuxおよびAndroid向けに提供する。

photo 「ACCESS Twine for Car 2.0」をべースにデザインした車載情報機器(クリックで拡大) 出典:ACCESS

 音声、動画OTTストリーミング機能では、ラジオやテレビのライブ視聴ができる車載向け電子番組ガイド(EPB)を拡張し、コンテンツを容易に選択できる。また、駐車場や店舗検索などの位置情報サービスとの連携を新たに追加し、駐車場や給油などの料金支払いにも対応する。

photo 「ACCESS Twine for Car 2.0」により多様な情報サービスを提供する(クリックで拡大) 出典:ACCESS

 この他、個人のスマートフォンやタブレットなど、車内に持ち込んだBYOD(Bring Your Own Device)の使用をサポートするマルチゾーン再生機能を拡張。コンテンツのデジタル著作権管理(DRM)に向けたセキュリティも強化した。

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