BOMと3Dデータを融合させた技術コンテンツサービスを提供開始製造ITニュース

図研プリサイトとダイテックは、BOMと3Dデータを融合させた技術コンテンツ作成サービスの提供を開始した。分かりやすい動画マニュアルや発注機能を備えるWebのパーツカタログなどを作成し、製造業業務のさらなる効率化、高度化に貢献する。

» 2019年01月17日 09時00分 公開
[MONOist]

 図研プリサイトは2018年12月10日、ダイテックと共同で部品表(BOM)と3Dデータを融合させた技術コンテンツ作成サービスの提供を開始した。両社のノウハウと技術を組み合わせ、製造業業務のさらなる効率化、高度化に貢献する。

 図研プリサイトは、BOMと3Dデータを結び付けて管理できるPLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)システム「Visual BOM」上で、技術情報の共有や活用を促進する機能を提供している。ダイテックは仕様書や図面などの設計情報から、分かりやすい取扱説明書やパーツカタログを企画、作成するサービスを提供している。

 今回提供開始したサービスは、XVLアニメーションを用いた分かりやすい動画マニュアル、3DPDFやHTMLなどWebで閲覧でき発注機能を備えるパーツカタログ、3DCG動画や精度の高いイラストを掲載した販促資料などを作成する。

photo 提供サービスの概要イメージ(クリックで拡大) 出典:図研プリサイト

 また、指定した仕様やオプションどおりの製品外観を3D表示できるセールスコンフィグレータも作成する。同ツールでは、製品の価格をタブレットやスマートフォンからリアルタイムで見積もることができる。

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