経産省が「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」の申請受付開始製造マネジメントニュース

経済産業省は、IT、データ分野を中心とした専門的、実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」の第6回申請受付を、2020年1月14日から開始する。

» 2020年02月03日 09時00分 公開
[MONOist]

 経済産業省は2020年1月14日、IT、データ分野を中心とした専門的、実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」(通称「Reスキル講座」)の第6回申請受付を開始した。

 同認定制度は、IT、データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的、実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度だ。今回、2020年10月に認定を希望する講座の申請受付を開始し、申請は同年2月14日まで受け付ける。

 今回の認定は、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、データサイエンス、クラウド、高度なセキュリティやネットワークおよび自動車分野のモデルベース開発や生産システムデジタル設計などのIT利活用の分野における社会人向け講座が対象となる。

 対象講座の要件として、育成する職業や能力、スキルなどが公表されていることや、実習などが含まれる実践的なカリキュラムが講座の半分以上を占めていることなどが求められている。なお今回から、全国で認定講座の受講が可能となるように、全ての授業をeラーニングで行う講座も認定対象となった。

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