小野薬品工業、臨床試験のグローバル一元管理にオラクルのCTMSを導入
小野薬品工業は、日本と海外の規制要件などの違いから、国内外で2つのCTMSを保有していた。そこで同社は、新たなCTMSを導入した。その取り組みとは。(2024/3/18)
医療機器ニュース:
医療器材物流アウトソーシング市場、2022年度は1250億円で堅調に推移
矢野経済研究所は、国内の医薬品、医療器材物流アウトソーシング市場に関する調査結果を発表した。同市場は堅調に推移しており、2022年度の市場規模は前年度比6.8%増の1250億円だった。(2024/3/14)
「初めて迎える『うるう日』だった」 スギ薬局、システム障害を謝罪
スギ薬局は、2月29日の「うるう日」に発生したシステム障害について謝罪した。システムは3年ほど前に導入したもので、初めて迎えるうるう日だったという。(2024/3/1)
データ分析ニュースフラッシュ
三菱重工が「Azure OpenAI Service」を使う理由 生成AIツールをどう作った?
三菱重工の生成AIツール開発事例や、AWSが発表した製薬業界における生成AI活用動向、セキュリティ領域における生成AI動向予測など、生成AI関連の主要なニュースを紹介する。(2024/2/29)
肥満症治療薬「ウゴービ」2月22日発売 増えるオンライン診療、適正使用は守られるか
国内では約30年ぶりとなる医療用肥満症治療薬が2月22日、発売される。デンマーク製薬大手ノボノルディスクファーマが開発した「ウゴービ」だ。一方、2023年から同様の成分を持つ糖尿病治療薬が美容目的で使われる例が増加。「必要な患者に届いていない」として日本医師会は警鐘を鳴らし、専門家はウゴービでも適切な利用を呼びかける。(2024/2/21)
Retail Dive:
なぜ顔認証技術の導入に失敗したのか? 誤認識で被害者多数、ある小売チェーンの記録
連邦取引委員会は薬局・小売チェーンのRite Aidが顔認証技術を不当に使用し、顧客に損害を与えたと述べ顔認識技術を5年間にわたって使用禁止とした。なぜこの導入は失敗したのだろうか。(2024/1/24)
古田拓也「今さら聞けないお金とビジネス」:
大正製薬、創業家による「7000億円超のMBO」に、投資家の批判が集まるワケ
大正製薬ホールディングス(HD)は2023年11月24日、日本企業としては過去最大の経営陣主導の買収(MBO)を実施すると発表した。このMBOにおいて、創業家が代表を務める企業が株式公開買い付け(TOB)を実施することで市場から株式を買い集める。その総額は約7100億円に達する見込みだ。(2024/1/19)
小売・流通アナリストの視点:
首都圏で急増中のコスモス薬品 物価高を味方にした戦い方とは?
九州を地盤とする大手ドラッグストア「コスモス薬品」。九州でトップシェアとなった後は、店勢圏を東に向けて拡大し、今まさに関東攻略作戦を進行中だ。コスモスを躍進には、物価高を味方にした戦い方がある。(2024/1/16)
研究開発の最前線:
低吸着で耐食性に優れる流路を実現したオンラインLCを発売、バイオ医薬品のプロセス分析に対応
アジレント・テクノロジーは、医薬品業界におけるリアルタイムバイオプロセスモニタリングを目的として設計されたオンライン液体クロマトグラフシステム「Agilent 1290 Infinity II Bio オンラインLCシステム」を発売した。(2024/1/17)
AGVによる製薬工場の搬送自動化:
PR:夜間の自動搬送で負担激減 “三人四脚”で製薬工場にAGVを導入
品質管理基準が一段と厳しい製薬工場へのAGV導入はこれまで難しいとされてきた。その中で夜間の自動搬送を実現し、作業効率を向上させたのがダイトだ。三菱電機システムサービス、三菱電機ビルソリューションズと共同で挑んだ先進的な事例の内容と製薬工場ならではの導入ポイントを紹介する。(2024/2/19)
Google系列のAI創薬企業Isomorphic Labs、Eli LillyおよびNovartisと提携
DeepMindからスピンアウトしたAI創薬企業Isomorphic Labsは、製薬大手のEli LillyおよびNovartisとの戦略的提携を発表した。AI活用の新薬開発に取り組む。(2024/1/8)
小林薬品、口紅サイズのモバイルバッテリー発売 Lightning+USB Type-C端子内蔵で2台同時充電
小林薬品は、容量5000mAhのモバイルバッテリー「miniモバイルバッテリ KO361」を発売。口紅と変わらないコンパクトサイズで、内蔵のLightning端子とUSB Type-C端子で2台同時充電も行える。(2023/12/27)
新時代のネットワーク像【後編】
製薬会社GSKが作った「マルチクラウドネットワーク」 その“新しさ”の正体
これからのネットワークはセキュリティと統合する必要がある、という見方がある。製薬会社GSKの事例を基に、新しいネットワーク像のヒントを探る。(2023/12/27)
マッサージ機「あんま王」が売れている、業務用の特徴は?
空港、JR、ショッピングモール。業務用マッサージ機の設置が拡大している。実は、マッサージ機には、法律上、業務用と家庭用の区別はない。管理医療機器として、医薬品医療機器等法で指定され、家庭用マッサージ機器と一括りにされている。(2023/12/26)
平均年収が高い業種 3位「医薬品メーカー」、2位「たばこメーカー」、1位は?
業種別や職種別で見た平均年収はいくらか。パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」が調査を実施した。(2023/12/19)
アイ・オー、2ベイ小型筐体を採用した各種医療機関向けのオンライン資格確認端末
アイ・オー・データ機器は、医療機関および薬局/訪問看護ステーション向けとなるオンライン資格確認端末「APX2-MEDICAL/QCB」を発表した。(2023/12/13)
苦手な目薬に怒る猫、それでも飼い主と寝たくて…… 「怒ってるのをアピール」した苦肉の策がかわいい
なんだかんだそばに居たい!(2023/11/30)
データ分析ニュースフラッシュ
Google DeepMindのOSSを「AI創薬」に使う中外製薬 その理由は?
創薬プロセスにAIツールを活用する中外製薬の事例や、生成AIのハルシネーションを解決する大阪市の取り組み、日本オラクルのAI戦略など、AI技術関連の主要なニュースを紹介する。(2023/11/30)
日本でのローカライズ進むGoogleの生成AI 中外製薬やZOZOの導入事例も
Google Cloud Next Tokyo '23が開催され、Google Cloudの生成AI関連ソリューションのアップデートが複数発表された。中外製薬とZOZOでの導入事例についても解説する。(2023/11/17)
中外製薬、Googleの医療用LLM「Med-PaLM 2」を採用 創薬プロセスの劇的改善を目指す
中外製薬はGoogleのLLM「Med-PaLM 2」を使って、治験文書の処理や臨床試験計画の迅速化に取り組む予定だ。臨床試験計画の作成にかかる時間の大幅短縮が期待されている。(2023/11/17)
Google Cloud Next Tokyo ‘23:
年6000万円のムダ削減した三菱重工の工場DX 元社会人野球選手が主導したAI活用のウラ側
とある薬品の廃棄が減らせず、年6000万円の無駄が発生していた三菱重工。元社会人野球選手の社員がAIによる改善プロジェクトに任命されたが、「不安を感じたままのスタートだった」という。実際の取り組みはどう進んだのか。(2023/11/16)
薬剤師の「タマゴ」をVRで育てる 進化する大学臨床教育のDX
調剤室の内部などを題材に全方向対応の動画を複数制作。薬局に足を運ばなくても視察が行え、学生から「実際に行ったような経験ができた」と好評だ。(2023/11/13)
“研究者向けペン”コクヨから 実験容器へのメモに特化 アルコールで消えにくいインク採用
コクヨが、理化学系の研究者向け筆記具「リサーチラボペン」を発表した。実験・研究用容器に手書きで情報を書き込む用途を想定し、アルコールで消えず、水に混ざりにくいインクを採用。薬品を扱う場面などでも使いやすくしたという。11月15日に396円で発売する。(2023/11/8)
“寝るときに足先を温める”温熱シートに冷え性から「最高」「買おう」 小林製薬に開発の背景を聞く
就寝時に足先を温めるアイテムとして9月に発売。(2023/11/3)
品質不正問題:
沢井製薬が安定性試験で不正行為、2015年から別カプセルへの詰め替えが常態化
ジェネリック医薬品の沢井製薬は、九州工場で製造するテプレノンカプセル 50mg「サワイ」の安定性モニタリングの溶出試験において、不適切な試験が行われていたことを発表した。(2023/10/24)
好きなドラッグストアチェーンはどこ? 3位「スギ薬局」、2位「マツキヨ」、1位は?
LINEリサーチが、 ドラッグストアチェーンに関する調査を実施した。最も「好き」という回答があったチェーンはどこだったのか。(2023/10/20)
「自分の歯のレントゲン写真」のTシャツを着て薬局に行ったら…… ツッコミどころ満載の状況に“13万いいね”の反響
確かに便利ではあるけれど。(2023/10/18)
PR:大阪の夜空に現れる、巨大な目玉とハトの群れ……!? ロート製薬が開催したドローンショー「目の愛護ショー」がツッコミどころ満載
たまには遠くを見て目を休めよう!(2023/10/12)
働く女性に聞いた:
「半数以上」がリモート中に居眠り 睡眠のお悩みは?
小林製薬(大阪市)による「睡眠に関する調査」で、リモート勤務時間中に昼寝・居眠りをしたことがある人は半数に上ったことが明らかとなった。(2023/10/11)
週末の「気になるニュース」一気読み!:
小林製薬が「VRヨワナイン」の商標を出願/MicrosoftがAI機能「Copilot」を組み込んだ次世代「OneDrive」を発表
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月1日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!(2023/10/8)
人工知能ニュース:
生成AIで独自の価値創出を、中外製薬が狙うR&Dプロセスの革新
中外製薬は同社のDX推進に関する説明会を開催した。本稿では同社の生成AI活用に関する発表を抜粋して紹介する。(2023/10/6)
出るか、VR酔いの特効薬 小林製薬が「VRヨワナイン」の商標出願
小林製薬は10月2日、「VRヨワナイン」の商標を出願したことが明らかになった。分類は薬剤などが含まれる第5類で、商品詳細などは明らかになっていない。(2023/10/2)
工場ニュース:
アステラス製薬が欧州に無菌製剤の新工場を建設、製造能力と供給体制を強化
アステラス製薬は、アイルランドのトラリーに無菌製剤の新工場を建設する。無菌製剤製造ラインを導入して製造能力を強化し、グローバルにおいて安定した生産および供給体制の構築を図る。(2023/9/29)
「郊外で見かけるものあるある」が分かりすぎてうなずく人続出 「でかい薬局」「やたら見かけるスズキの看板」
でっかいショッピングモールがあるのも郊外あるある。(2023/9/16)
「放射性物質を治療する新薬開発中」 不審なSMS出回る 処理水放出に便乗か
福島第一原発の処理水放出に便乗した不審なショートメッセージを確認したとして、トビラシステムズ注意を呼び掛けた。製薬企業をかたって「核放射線の予防」(原文ママ)に効果があるとうたう薬品の購入サイトのようなページに誘導。個人情報の入力などを促すという。(2023/9/7)
Innovative Tech:
スマホで動画視聴中に“目薬液”が飛んでくる自動点眼装置 津田塾大、「ぱちぱちドロップ」開発
津田塾大学に所属する研究者らは、スマートフォンで動画を視聴している最中に、自動で目薬を差すシステムを提案した研究報告を発表した。(2023/9/7)
加盟店がポイントを上乗せできる「PayPayポイントアップ店」開始 9月から「ウエルシア」「WINTICKET」と提携
PayPayは、PayPayポイントを活用した加盟店の販促を支援する取り組み「PayPayポイントアップ店」を開始。各社独自のポイントサービスとして利用できるようになり、9月からウエルシア薬局やWinTicketから順次導入する。(2023/8/30)
「ウエルシアグループアプリ」でPayPay決済を利用可能に 最大10万ポイント還元キャンペーンも
ウエルシア薬局が運用する「ウエルシアグループアプリ」で、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の決済機能が利用可能に。これを記念し、9月1〜30日に最大10万ポイントのPayPayポイント還元キャンペーンを行う。(2023/8/22)
目薬をさされたハムスター、怒ってソファに隠れるが…… 見事なハムけつ丸出しに「ふわふわのおにぎり」「まじで可愛すぎる」
ふわふわのおちりにくぎ付け。(2023/8/22)
ロボット開発ニュース:
細胞医療製品を双腕ロボットで量産、アステラス製薬が2026年に治験薬を供給へ
アステラス製薬は、ロボットを用いて細胞医療製品の製造を自動化する取り組みについて説明するとともに、2023年3月につくばバイオ研究センターに導入した製造技術検証用の双腕ロボット「Maholo」を報道陣に公開した。(2023/8/10)
事例で分かる:
“脱Excel”のプロジェクト管理法 「本当に便利で手放せない」という声も
課題が多くても使い慣れているが故に抜け出せない、Excelでのプロジェクト管理。本稿ではExcelと似たユーザーインタフェース(UI)で、かつ汎用性や操作性が向上したツールの概要と、ある医薬品メーカーの導入事例を紹介する。(2023/8/31)
モノづくり総合版メルマガ 編集後記:
中外製薬とオムロン、異業種2社の出会いはどこで生まれたのか
出会いは突然に……なんてね。(2023/7/27)
製薬会社の平均年収ランキング 3位「ソレイジア・ファーマ」、2位「モダリス」、1位は?
製薬業界に特化したニュースメディアを運営するクイック(東京都港区)は、国内の製薬会社85社を対象とした平均年収ランキングを公開した。(2023/7/27)
研究開発の最前線:
構造相転移の発現を機械学習により予測、大規模スクリーニングが可能に
早稲田大学は、MLの1種となるPositive-Unlabeled学習を活用し、構造相転移を起こす分子を効率的に抽出する手法を開発した。構造相転移の発現を事前に予測することで、材料分野、製薬分野での活用が期待できる。(2023/7/24)
ロボット開発ニュース:
中外製薬とオムロンが次世代ラボオートメーションで協業、非定型実験業務を自動化
中外製薬は、新研究拠点「中外ライフサイエンスパーク横浜」において、オムロン、オムロン サイニックエックスとの共同研究に基づき新たに導入した次世代ラボオートメーションシステムを紹介した。(2023/7/19)
脱炭素:
カーボンフットプリントのコンサルティング事業を開始、CO2削減を支援
大日本印刷は、長瀬産業と共同で、化粧品や医薬などの製品のライフサイクル全体におけるカーボンフットプリントのコンサルティング事業を開始する。同製品を取り扱う業界のCO2排出量の算定と削減をサポートする。(2023/7/18)
インテージ調べ:
23年上半期、売上の伸びが大きかったもの 3位「口紅」、2位「強心剤」、1位は?
2023年上半期、どういったジャンルの商品が特に売り上げを伸ばしたのか。調査会社のインテージが小売店販売データ「SRI+」(全国小売店パネル調査)をもとにまとめた。対象は食品、飲料、日用雑貨品、医薬品など。(2023/7/12)
ボトル内の液体残量がわかるNFCタグ、凸版印刷が開発
凸版印刷は7月6日、静電容量式センサー機能を搭載し、ボトルなど容器内の液体の残量を非接触で検知できるNFCタグラベルを開発したと発表した。8月から、化粧品業界、医療・医薬品業界、酒類業界など全世界に提供するとしている。(2023/7/6)
今日のリサーチ:
2023年上半期に売れたものランキング、脱コロナとインバウンド需要復活を反映――インテージ調査
2023年3月にマスク規制が緩和され、5月にはて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げられる中、医薬品を中心に売れ筋が変わってきているようです。(2023/6/29)
医薬品流通のサービスを変えるデータ分析【後編】
製薬業向け「BIサービス」の“機密データ”を保護するシンガポールの挑戦
シンガポールの情報通信メディア開発庁は、機密データをビジネスで安全に利用するための要素「プライバシー強化技術」の試験導入を支援するプロジェクトを実施している。どのような取り組みなのか。(2023/6/29)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。