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「理化学研究所(理研)」関連の最新 ニュース・レビュー・解説 記事 まとめ

独立行政法人理化学研究所

パッケージ内の熱を回収・排出:
メタマテリアル熱電変換で密閉空間内の物体を冷却
東京農工大学と理化学研究所は、メタマテリアル熱電変換により、密閉空間内にある物体を冷却する「非放射冷却」を実現した。電子デバイスのパッケージ内にこもる熱を回収・排出することが可能となる。(2024/3/14)

新たなデバイスにつながる可能性も:
理研ら、スピン波と表面音波の強結合を室温で観測
理化学研究所(理研)と東京大学による共同研究チームは、音響共振器を用い基板表面を伝わる音波(表面音波)を閉じ込めることで、強磁性体中のスピン波と表面音波が強結合した状態を、室温で観測することに成功した。スピン波と表面音波の特性を併せ持つ、新たなデバイスの開発が期待される。(2024/2/7)

研究開発の最前線:
温和な条件下で持続的にアンモニアを合成する金属クラスター触媒を開発
理化学研究所は、無数の微細な穴に、6原子程度で構成される金属クラスターが取り込まれた触媒を開発した。この触媒を用いて、大気中の窒素からアンモニアを低い温度で持続的に合成することに成功した。(2024/2/6)

材料技術:
日本触媒と理研がPESを用いた新規海洋生分解性プラスチックの開発に成功
日本触媒は、理化学研究所とともに新規海洋生分解性プラスチックの開発に成功したと発表した。(2024/1/19)

材料技術:
めっき可能なPPSコンパウンドを開発、特殊なエッチング工程は不要
DICは、塚田理研工業および吉野電化工業と共同で、めっき可能なポリフェニレンスルファイド(PPS)コンパウンド「DIC.PPS MP-6060 BLACK」を開発した。(2024/1/12)

バンドギャップの4分の1に比例:
有機半導体の励起子束縛エネルギーを精密に測定
千葉大学と理化学研究所、広島大学の共同研究チームは、有機半導体の励起子束縛エネルギーを精密に測定することに成功し、励起子束縛エネルギーがバンドギャップの4分の1に比例することを発見した。(2023/12/26)

バンドエンジニアリングの適用拡大:
ナノ半導体間界面で「エネルギー共鳴現象」を発見
理化学研究所(理研)と筑波大学、東京大学、慶應義塾大学らの共同研究グループは、異なる次元性を持つナノ半導体間の界面で、バンドエネルギー共鳴により励起子移動が増強する現象を発見した。(2023/12/25)

医療技術ニュース:
新たなかゆみ治療へ、アトピー性皮膚炎のかゆみ伝達機序を解明
理化学研究所は、皮膚炎を伴うかゆみの伝達には、感覚神経における転写因子STAT3の活性化が重要であることを発見した。かゆみに関連するサイトカインIL-31が、感覚神経に直接作用してかゆみを誘導していることを実証した。(2023/12/20)

国産量子コンピュータ初号機「叡」ロゴ公表 希釈冷凍機や集積回路をイメージ
理化学研究所は12月14日、3月に稼働を始めた国産超伝導量子コンピュータ初号機「叡」(えい、英語表記は“A”)のロゴマークを公表した。(2023/12/14)

相変化メモリの高度化に対応:
筑波大ら、圧力下でのガラス相転移機構を解明
筑波大学やオーフス大学、愛媛大学、島根大学、理化学研究所らの研究グループは、相変化材料(ガラス)に圧力が加わると、規則的な原子配列は抑制され、それに伴い体積弾性率が上昇することを明らかにした。このメカニズムは過冷却液体の相転移機構と同じであることも判明した。(2023/12/14)

医療技術ニュース:
新たな抗ウイルス標的を示唆、エイズウイルスの被膜形成機構を解明
理化学研究所は、エイズウイルスの形成を担うウイルスタンパク質が、感染細胞の細胞膜の脂質を再編成してウイルス被膜を形成することを発見した。膜脂質の動態が、抗ウイルス剤の標的となり得る可能性がある。(2023/12/13)

マネーフォワード、大規模言語モデル「houou」公開 理研との共同研究 日本語の指示データ2900件を追加学習に利用
マネーフォワードは、理化学研究所(理研)と共同開発した大規模言語モデル(LLM)を公開した。出力精度を上げるため、日本語の指示データ(インストラクションデータ)2903件を追加学習に活用したのが特徴。(2023/12/6)

BAS:
エアコン冷媒の漏えいをレーザーで遠隔検知する試作機を開発 ダイキンが2025年度に実用化
ダイキン工業、東京ガスエンジニアリングソリューションズおよび理化学研究所は、レーザーによるHFC-32の遠隔検知技術を開発した。2024年度のフィールドテスト実施、2025年度の実用化を目指す。(2023/12/6)

6G/7G超高速無線通信に適用:
感度を一桁以上向上、テラヘルツ波検出素子を開発
東北大学と理化学研究所の研究グループは、インジウムリン系高電子移動度トランジスタ(HEMT)をベースとしたテラヘルツ波検出素子で、新たな検出原理が現れることを発見。この原理を適用して、検出感度を従来に比べ一桁以上も高めることに成功した。6G/7G超高速無線通信を実現するための要素技術として注目される。(2023/12/6)

富士通と理研が共同開発:
超伝導量子コンピュータ国産2号機、企業と連携で用途開拓へ
富士通と理化学研究所は、新しい64量子ビット超伝導量子コンピュータを発表し、実機を公開した。同機はアプリケーション開拓に向けた利用を想定している。(2023/12/5)

組み込み開発ニュース:
冷媒の漏えいをレーザーで遠隔検知する技術を共同開発
ダイキン工業、東京ガスエンジニアリングソリューションズ、理化学研究所は、レーザーによるHFC-32の遠隔検知技術を開発。同技術を実装した遠隔R32検知器の試作機も開発し、遠隔でのR32検知を実証した。(2023/11/29)

スパコン「富岳」、計算速度世界4位 2部門で8期連続1位
理化学研究所は富士通製のスーパーコンピュータ「富岳」が計算速度の世界ランキング「TOP 500」で世界4位になったと発表した。富岳は前回2位から2ランクダウンとなったが、2部門では8年連続1位を守った。(2023/11/16)

AIなどの計算性能でも上位に:
「富岳」が2部門で8期連続の1位を獲得
理化学研究所(理研)と富士通が共同開発したスーパーコンピュータ(スパコン)「富岳」は、スパコンの性能を示す「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」と「Graph500」の2部門において、8期連続で世界ランキング1位を獲得した。(2023/11/15)

スパコン世界ランキングで「富岳」は4位に 「HPCG」は1位継続、「引き続き世界最高水準」と富士通
富士通と理化学研究所は14日、世界のスーパーコンピュータ性能ランキング「TOP500」で4位になったと発表した。(2023/11/14)

スパコン計算速度 中国消滅 富岳は世界4位 米国トップ3独占
スーパーコンピューターの計算速度の世界ランキング「TOP500」が13日発表され、理化学研究所が運用する「富岳」は4位となった。米国の新しいスパコン2台が上位にランクインし、首位から3位までを米国が独占した。(2023/11/14)

高速磁気メモリの材料研究に新手法:
理研ら、「反強磁性体」の性質を超音波で確認
理化学研究所(理研)と東京大学、日本原子力研究開発機構の研究グループは、超音波を用い「反強磁性体」の性質を高い精度で測定できることを実証した。反強磁性材料の新たな物性測定手法を提供することで、高速磁気メモリなどの開発が進むとみられる。(2023/11/13)

製造ITニュース:
「富岳」の活用に踏み切れない民間企業のために、手続きの支援サービス提供開始
JSOLと理研数理は、スーパーコンピュータ「富岳」の民間利用を支援する「『富岳』利活用コンシェルジュ」の提供を開始した。課題の選定や申請、必要書類の準備、利用報告書の提出といった手続きを支援、代行する。(2023/10/24)

医療技術ニュース:
卵巣がんの新たな発がんメカニズムを解明
理化学研究所は、がんエピゲノムを標的としたマルチオミックス解析により、卵巣がんの新しい発がんメカニズムを解明した。予後不良な卵巣がんの新規治療法への応用が期待される。(2023/10/23)

量子コンピューター初号機、名前は「叡(えい)」 理研が発表
理化学研究所は5日、今年3月に稼働した量子コンピューターの国産初号機の名前が「叡(えい)」に決定したと発表した。英語での表記は「A」。(2023/10/6)

量子コンピュータ:
超伝導量子コンピュータ国産2号機が誕生、量子シミュレーターと連携可能
富士通と理化学研究所は2023年10月5日、埼玉県内で会見を開き、共同で設立した理研RQC-富士通連携センターで、国産2号機となる64量子ビット超伝導量子コンピュータを開発した。(2023/10/6)

量子コンピューター国産2号機、サービス開始 企業向け
富士通と理化学研究所は5日、国産2号機となる量子コンピューターを開発したと発表した。量子コンピューターと従来型コンピューターを組み合わせた計算を実行できるサービスも同日開始した。(2023/10/5)

量子コンピュータ国産2号機、サービス開始 「第一歩が刻まれた」
富士通と理化学研究所は5日、国産2号機となる量子コンピュータを開発したと発表した。量子コンピューターと従来型コンピューターを組み合わせた計算を実行できるサービスも同日開始した。(2023/10/5)

国産量子コンピュータ初号機、愛称は「叡」に 英語表記は“A” 理研が発表
理化学研究所は、3月に稼働を始めた国産超伝導量子コンピュータ初号機の愛称が「叡」(えい、英語表記は“A”)に決まったと発表した。(2023/10/5)

医療技術ニュース:
生体深部の発光を肉眼で観察できる多色発光イメージング用マウスを開発
理化学研究所は、最新の発光システムを用いて、異なる波長で極めて明るく発光する2種のマウス系統を開発した。生体深部組織の発光イメージングを飛躍的に改善するもので、生体システム理解への貢献が期待される。(2023/9/28)

水素発生効率とコスト効率を向上:
理研、PtNP/CNM複合体による水素発生触媒を開発
理化学研究所(理研)は、水中で白金ナノ粒子(PtNP)と炭素ナノマテリアル(CNM)を直接複合化した3種類の「水電解水素発生触媒」を開発した。これらを用いることで、水素の発生効率と同時にコスト効率も高めることができるという。(2023/8/24)

コヒーレント結合で新機能を開拓:
結合したジョセフソン接合で超伝導ダイオードを実現
理化学研究所(理研)らの国際共同研究グループは、2つのジョセフソン接合をコヒーレント結合させた素子で、「超伝導ダイオード効果」を発現させることに成功した。(2023/8/3)

マヨラナ粒子の発見までは至らず:
2次元物質を用いジョセフソン接合デバイスを作製
理化学研究所(理研)の研究グループは、2次元トポロジカル絶縁体を用いたジョセフソン接合デバイスの作製に成功し、基本動作を確認した。今回の成果は、マヨラナ粒子の探索やマヨラナ粒子を用いた量子ビットへの応用に貢献できるとみている。(2023/7/28)

歩道に埋まった「元素記号」 順番に見ていくと理化学研究所にたどり着く「ニホニウム通り」の仕掛けが素敵すぎる
方向音痴でも問題なし……?(2023/7/24)

医療技術ニュース:
カスケード反応を利用してがん組織特異的に結合するα線治療分子を開発
理化学研究所らは、がん細胞が産生する分子と反応してカスケード反応を引き起こす化合物を導入した標的α線治療分子を設計し、がん組織のみに結合させて生体内部からの放射線がん治療をする技術を開発した。(2023/7/12)

医療技術ニュース:
少ない学習データで早期胃がんを範囲診断するAIを構築
理化学研究所は、早期胃がんの範囲診断に向け、画像の1画素単位で病変の存在確率を予測できるAIを構築した。消化器内視鏡専門医の診断精度と、ほぼ同等の結果が得られている。(2023/6/21)

複数回の量子非破壊測定で精度向上:
理研、シリコン量子ビットの初期化技術を開発
理化学研究所(理研)は、フィードバック操作によるシリコン量子ビットの初期化技術を開発したと発表した。量子非破壊測定を複数回繰り返し行うことで、量子ビットの状態をより正確に見積もることが可能となった。(2023/6/6)

移動度は従来の1000〜100万倍:
高移動度の半導体コロイド量子ドット超格子を実現
理化学研究所(理研)は、エピタキシャル接合により作製した「半導体コロイド量子ドットの超格子薄膜」が、従来の1000〜100万倍という高い移動度になることを確認した。作製した薄膜はキャリアドープにより、金属的伝導性を示すことも明らかにした。(2023/6/1)

組み込み開発ニュース:
専用チップ設計の民主化に向けたプラットフォームの研究開発を開始
東京大学、アドバンテスト、凸版印刷、日立製作所、ミライズテクノロジーズ、理化学研究所は、先端システム技術研究組合において、チップ設計に関する先端システム技術の研究開発を開始した。(2023/5/30)

大規模グラフ解析で最高の評価:
富岳、Graph500のBFS部門で7期連続世界第1位に
理化学研究所(理研)や九州大学、フィックスターズおよび、富士通の共同研究グループによると、スーパーコンピュータ「富岳」が国際的な性能ランキング「Graph500」の「BFS(幅優先探索)部門」で、世界第1位を獲得した。最高評価を受けるのは7期連続となる。(2023/5/26)

「富岳」で大規模言語モデル開発へ 分散並列学習法を研究 成果はGitHubなどで公開予定
理化学研究所と富士通、東京工業大学、東北大学が、スーパーコンピュータ「富岳」で大規模言語モデルの分散並列学習手法の研究を始める。(2023/5/23)

スパコン世界ランキング発表 「富岳」は2部門で7連覇
富士通は、理化学研究所(理研)と共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」が世界のスーパーコンピュータの性能ランキングの2部門で、7期連続1位になったと発表した。(2023/5/22)

理研とIntel、量子計算機・HPC分野で協力強化 「飛躍的な性能向上」目指す
理化学研究所と米Intelが、AIや量子コンピュータ、HPCといった次世代コンピューティング分野での共同研究の加速に向け、覚書を締結した。(2023/5/19)

日本の量子技術情報が丸分かり 理研や内閣府がポータルサイト公開 新情報・学習コンテンツなど集約
内閣府と総務省、文部科学省、経済産業省、理化学研究所が、量子コンピューティング技術などの情報をまとめたポータルサイト「Q-Portal」をオープンした。(2023/4/26)

製造マネジメント メルマガ 編集後記:
最寄り駅ではすぐ売り切れ、理研に聞いた「富岳」カプセルトイのこだわり
理研に監修時のこだわりを聞きました。(2023/4/18)

理研、国産量子コンピュータ初号機の愛称募集 結果は7月末に発表予定
理化学研究所は、3月から稼働を始めた国産超電導量子コンピュータ初号機の愛称を募集すると発表した。(2023/4/7)

量子コンピュータ:
ついに稼働「日の丸量子コンピュータ」、理研がクラウド経由で外部利用開始
理化学研究所は2023年3月27日、超電導方式を採用した国産量子コンピュータ初号機による「量子計算クラウドサービス」を開始した。(2023/4/7)

53量子ビットでのスタート:
理研ら、量子計算クラウドサービスを提供開始
理化学研究所、大阪大学らの研究グループは2023年3月27日、超伝導方式による量子コンピュータ初号機を開発し、同技術を活用した「量子計算クラウドサービス」を提供開始したと発表した。(2023/3/31)

CFD:
“富岳”による新型コロナ飛沫感染リスク評価が日本オープンイノベーション大賞文部科学大臣賞を受賞
鹿島建設は、理化学研究所と神戸大学の坪倉教授が代表者として参画しているプロジェクト『スパコン「富岳」による新型コロナ飛沫感染リスク評価のデジタルトランスフォーメーションと社会実装』が、内閣府主催の第5回日本オープンイノベーション大賞文部科学大臣賞を受賞した。パンデミック初期から感染リスク評価と感染拡大抑止対策を提案してきた社会的意義などが高く評価され、受賞に至った。(2023/3/27)

初の国産量子コンピュータ、クラウドサービスとして提供 オンラインで64量子ビット計算機を活用可能に
理化学研究所が初の国産量子コンピュータを使った「量子計算クラウドサービス」の提供を始める。非商用利用であれば、クラウド経由で64量子ビットの超電導式量子コンピュータを使える。(2023/3/24)

量子コンピュータ:
国産超伝導量子コンピュータ初号機が本格始動、クラウド公開で外部利用が可能に
理化学研究所、産業技術総合研究所、情報通信研究機構、大阪大学、富士通、NTTの共同研究グループは2023年3月27日から国産超伝導量子コンピュータ初号機をクラウドに公開し、外部からの利用を開始すると発表した。(2023/3/24)


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