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スバル「レヴォーグ」は6月20日に発売延期、「EyeSight(ver.3)」量産を万全に安全システム

富士重工業は新型スポーツツアラー「レヴォーグ」の発売日を2014年6月20日に延期した。これは、レヴォーグから搭載を始める新開発の運転支援システム「EyeSight(ver.3)」のユニット量産体制に万全を期すためだ。

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「レヴォーグ」の走行イメージ

 富士重工業は2014年4月15日、新型スポーツツアラー「レヴォーグ」を同年6月20日に発売すると発表した。

 レヴォーグは、同社が日本市場向けに開発を進めている新型車両で、2013年11月の「東京モーターショー2013」における初公開から注目を集めている(関連記事:スバルの「LEVORG」は新開発1.6l直噴ターボを採用、フルタンクから1000km走れる)。同年12月27日に2014年1月4日からの先行受注開始をアナウンスした際には、5月から順次発売をするとしていたが、レヴォーグから搭載を始める新開発の運転支援システム「EyeSight(ver.3)」のユニット量産体制に万全を期すため、全てのグレードについて発売日を6月20日に延期する。

 税込み価格は、新開発の排気量1.6l(リットル)水平対抗直噴ターボエンジンを搭載するモデルが、266万7600〜305万6400円。排気量2.0lの水平対抗直噴ターボエンジンを搭載するモデルが334万8000〜356万4000円。

「レヴォーグ」の走行イメージ(クリックで拡大) 出典:富士重工業
「レヴォーグ」の内装(クリックで拡大) 出典:富士重工業

 レヴォーグは、「レガシィ」のツーリングワゴンモデルの後継と言われている。ただし、国内市場向けとするため、外形寸法は全長4690×全幅1780×全高1485mmと、レガシィのツーリングワゴンモデルより一回り小さい。

 エンジンは、富士重工業独自の水平対抗直噴ターボエンジンで、排気量1.6lと同2.0lを選択可能だ。特に排気量1.6lエンジンモデルは、四輪駆動車でありながらJC08モード燃費で17.4km/lを達成。エコカー減税の「免税」対象車にもなっており、自動車取得税や重量税が免税となる。

「EyeSight(ver.3)」の税込み価格は10万8000円

 レヴォーグは、次世代アイサイトとして知られるEyeSight(ver.3)を装備することも特徴となっている(関連記事:次世代「アイサイト」は赤信号を認識できる、速度差50kmでも衝突回避が可能に)。レヴォーグの販売グレードの中で、唯一EyeSight(ver.3)を搭載しない「1.6GT」の税込み価格は266万7600円だが、EyeSight(ver.3)を搭載する「1.6GT EyeSight」は277万5600円。差額の10万8000円がEyeSight(ver.3)の価格であり、これは前世代の「EyeSight(ver.2)」と同額である。

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