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インドでも自動化の波!? オムロンが世界5カ所目となるFA技術の情報発信基地を設立FAニュース

オムロンは、インドでも生産自動化の動きが広がることを見据え、同国にFA技術の情報発信基地を開設した。同施設は日本、中国、欧州、米国に次ぐ世界5カ所目となる。

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 オムロンは2014年4月23日、製造業向けFA技術の情報発信拠点「オートメーションセンタ(以下、ATC)」を開設したことを発表した。同施設の設置は、日本、中国、欧州、米国に次ぐ5番目のものとなる。

 同施設は、オムロンのセンシング技術やコントロール技術を紹介する施設で2011年から展開。日本(滋賀県草津市)、欧州(スペイン・バルセロナ)、米州(シカゴ)、中国(上海市)と、最先端のFA機器や技術へのニーズが高い、4つのエリアに現在は設置されている。

 ATCは、オムロンの制御機器事業の主要な製品・サービス群を展示し、最先端のデモンストレーション用機械、実証実験などを行えるようにした施設だ。FA分野における最新技術を発信するとともに、各種アプリケーションのサポートを行う。各エリアの製造業各社に対しさまざまな技術ノウハウや生産に関する課題解決策の提供を実施するとともに、各地域の製造業の状況を受信する中核基地としての役割も担っている。

 今回新たにインドに同施設を設立したのは、今後インドの製造業においても自動化ニーズが高まることが予測されるからだという。新たに設置したインドのATCは、面積が3750ft2(348.4m2)で、ソフトウェア、ハードウェア、アプリケーションの各スペシャリストを配置するという。Sysmacオートメーションプラットフォーム(以下、Sysmac)や視覚検査ソリューション、ロボティクスソリューション、機械安全ソリューションなども提供していく予定だ。また、同施設で特徴的なのが「つなぎ ラボ」だ。ここではオムロン製の制御機器同士、またはオムロン製の制御機器とサードパーティーの機器との接続を実証できるという。

 オムロンでは、ATCを通じて現地製造業の高度化を支援し、インドにおけるモノづくり革新を後押ししていくという。



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