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安川電機が国内にロボットの新工場を建設――海外需要拡大に対応工場ニュース

安川電機は、中間事業所(福岡県中間市)内に新たなロボット工場である第3工場を新設する。

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 安川電機は2014年11月20日、中間事業所(福岡県中間市)内に新たなロボット工場である第3工場を新設することを発表した。

 産業用ロボットは人件費高騰に対応し自動化を実現するために、自動車関連市場を中心にグローバルで需要が高まっている。これらの需要に対応するため、同社では2013年度(2014年3月期)に八幡西事業所(福岡県北九州市)にロボット第2工場を新設。同事業所において既設の第1工場と第3工場を合わせて、3工場での生産体制を確立した。

 さらに今回、旺盛なロボット需要に対応するため、さらなる生産能力増強と生産性向上のため、中間事業所内にロボット第3工場を新設することを決めた。

 新設する中間第3工場は大型ロボットを生産。部品の機械加工工場と直結し、部品加工・組立・試験・塗装・艤装の一貫生産により全体最適化を実施し、生産性を向上を目指すとしている。新工場の建設面積は1万3346m2で2015年6月末に完成予定。生産能力は月産900台で、稼働開始は2015年8月を予定している。

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新設する中間第3工場の完成予想図

 現在、大型ロボットの生産を行う八幡西事業所の第3工場については、今後、ロボット適用用途の拡大を狙いとした試験設備を充実させ、信頼性試験エリアを拡張する計画としている。



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