ニュース
iOS向けフィジカルコンピューティングキット「konashi」に新バージョン:組み込み開発ニュース
ユカイ工学はiOS向けのフィジカルコンピューティングキット「konashi」の新バージョンとして、無線通信速度を高速化した「konashi 2.0」(YE-WPC002)を2014年12月より販売開始する。
ユカイ工学はスマートフォン/タブレット向けのフィジカルコンピューティングキット「konashi」の新バージョン「konashi 2.0」(YE-WPC002)を2014年12月より販売開始する。価格は3980円(税別)。
konashiはPCではなく、iOS端末(iPhoneならびiPad)からハードウェアにアクセス可能な開発環境を提供するコンピューティングキット。iOS端末とはBluetoothで接続されるためにAppleのサードパーティー向けライセンスプログラム「MFi Program」への申請が不要、Cなど組み込み機器で一般的なプログラミング言語ではなくObjective-CおよびJavaScriptでの開発が可能であるなどの特徴を持つ。
新バージョンでは無線モジュールにマクニカの「Koshian」が採用されI2C通信ならびUART通信を高速化した他、Bluetooth経由でBluetoothチップのファームウェアアップデートが行えるようになっている。ただ、ハードウェアの一部変更に伴い、デジタルI/Oピンのピン数変更(8から6に)、PWM出力ピン数の変更(8から3に)、アナログI/O出力の廃止などの仕様変更も行われている。
関連記事
- ET2014:スマホ連携の活動量計が自作できるぞ!マクニカが評価キットを参考出展
マクニカは「Embedded Technology 2014」にて、“メイカーズ”向けとなる活動量計測評価キット「AAA」を参考出品した。リスト(腕時計)タイプの活動量計が自作できる。 - 組み込み開発ニュース:マクニカがメイカーズ向けブランド、第一弾はセンサーシールドとBTモジュール
マクニカが“メイカーズ”向けのソリューションブランド「Mpression for MAKERS」を立ち上げた。第1弾製品としてユカイ工学と共同で開発したIoTセンサーシールド「Uzuki」(ウズキ)、Bluetooth Smartモジュール「Koshian」(コシアン)を発売する。 - iOS向けフィジカル・コンピューティング・ツールキット登場、その名も「monaka」
ユカイ工学は、AppleのiPhone/iPod touch/iPadのアプリケーションからBluetooth通信を用いて操作できる、フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi(旧:monaka)」を開発。2013年1月31日より販売を開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.