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Google月面探査レース参加の日本チーム、ロンギヌスの槍を月に刺す宇宙開発

「エヴァンゲリオン」20周年を記念し、作中に登場した「ロンギヌスの槍が月面に刺さる」を実現する試みが開始された。Google月面探査レース参加の日本チーム「HAKUTO」が技術でのサポートを行う。

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 アニメ「エヴァンゲリオン」の20周年を記念し、作中に登場した“ロンギヌスの槍が月面に刺さる場面”を実現する試みが開始された。

 「エヴァンゲリオン20周年 ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」と題されたこの試みには、Google月面探査レースに参加し中間賞を受賞した日本の民間宇宙探査チーム「HAKUTO(ハクト)」が技術協力し、資金はクラウドファンディング「READYFOR」で募る。必要資金は約1億円と見積もられており、プロジェクトは目標額を達成した場合のみ実施される。

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プロジェクトキービジュアル (c)カラー
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実施手順イメージ

 計画では2015年末〜2016年末に米国にて、槍(約240mmを予定)およびペイロード放出機構を搭載した月着陸船をロケットに搭載して打ち上げる。槍が放出される様子は着陸船に搭載したカメラで撮影される予定だ。HAKUTOはロケットおよび着陸船の調達および、槍を投げ、撮影する機構の開発支援を行う。

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エヴァンゲリオンのメカニックデザイナー、山下いくとによりデザインされたイメージビジュアル (c)カラー

 技術協力するHAKUTOは、小惑星探査機「はやぶさ」などの開発に携わる東北大学大学院 航空宇宙工学専攻 教授の吉田和哉氏などが参加する日本発の宇宙開発チーム。民間企業による月面探査を競う国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」において、中間賞(走行系)を受賞するなどの実績を持つ。

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