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新型「ステップワゴン」の横開き「わくわくゲート」はホンダだから実現できた車両デザイン(1/3 ページ)

ホンダの新型「ステップワゴン」は、車両後部のテールゲートが縦方向だけでなく横方向にも開く「わくわくゲート」の採用が特徴の1つだ。このわくわくゲートは、ホンダ車でなければ搭載する意味のない機能になっている。

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 ホンダは2015年4月23日、5ナンバーミニバン「ステップワゴン」の新モデルを発表した同年4月24日に発売する。同社初となる排気量1.5l(リットル)の直噴ターボガソリンエンジンの搭載により、JC08モード燃費は「クラストップ」(同社)となる17.0km/lを達成した。この他、「クラス最大級」(同社)とする室内空間や、車両後部のテールゲートが縦方向だけでなく横方向にも開く「わくわくゲート」などを特徴としている。税込み価格は、ベースモデルが228万8000〜280万4000円、カスタムモデルの「スパーダ」が272万5000〜308万1400円。月間販売目標は5000台。

⇒排気量1.5l直噴ターボガソリンエンジンの記事はこちら

ホンダの峯川尚氏(左)と新型「ステップワゴン」の開発責任者を務めた本田技術研究所の袴田仁氏(右)
ホンダの峯川尚氏(左)と新型「ステップワゴン」の開発責任者を務めた本田技術研究所の袴田仁氏(右)(クリックで拡大)

 新型ステップワゴンは、2009年発売の4代目モデルから約6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。ホンダの国内販売を担当する専務執行役員の峯川尚氏は「当社は、1996年に初代ステップワゴンを発売して以来、ユーティリティー・ミニバンの市場を開拓してきた。今回の新型ステップワゴンでは3つの新たな価値を提案する。その1つが『新たな使い勝手』であり、新発想のわくわくゲートにより、今までのミニバンにない便利さ・楽しさを提供できる。この他に、『新たなパワープラント』として、ホンダ初採用のダウンサイジングターボである排気量1.5lの直噴ターボエンジンによる走行性能と燃費性能や、全グレードで選択可能な運転支援システム『Honda SENSING』による安全性能も、新たな価値として提案したい」と語る。

新型「ステップワゴン」の外観(クリックで拡大)
新型「ステップワゴン」の内装(クリックで拡大)
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