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乱立する「日本版インダストリー4.0」FA メルマガ 編集後記

団体乱立は“内輪もめ”を呼ぶのか。

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 この記事は、2015年7月3日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


“つながる工場”に向け、ついに“つながり”はじめた日本

 ドイツのモノづくり革新プロジェクト「インダストリー4.0」への取り組みが大きな注目を集める中、日本でも企業間連携によりICTによる製造革新を進めようとする動きが活発化しています。

 2015年6月には日本機械学会 生産システム部門を母体とした「Industrial Value Chain Initiative(IVI)」が発足した他、NECが「ものづくり共創プログラム」を1つの基盤とした「NEC Industrial IoT」を発表。また政府は「ロボット新戦略」を実行する組織として「ロボット革命イニシアチブ協議会」を2015年5月に発足しており、この中でインダストリー4.0などに対する日本側の動きをまとめる取り組みを進めていくことを明らかにしています。

 これらのさまざまな動きが活発化する中、懸念として「こんなにバラバラで大丈夫か」という声がよく聞かれるようになってきました。

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