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3D/2D機械工学設計向けCADソフトの新版を発表CADニュース

エーディーディーは、2D機械製図と3Dモデリングに対応する機械工学設計向けCADソフト「VariCAD 2017 日本語版」を発表した。3Dスケッチモードでのソリッド作成や編集方法が追加されたほか、多数の機能追加や改良がなされている。

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 エーディーディーは2016年12月7日、2D機械製図と3Dモデリングに対応する機械工学設計向けCADソフト「VariCAD 2017 日本語版」を発表した。

 VariCAD 2017では、多数の機能が追加された。例えば、複数の3Dスケッチ平面から作成したソリッドに対し、ベースやトップ平面双方向の接線を設定可能にした。ソリッドを複数のスケッチ平面から作成することもできる。

 また、2D描画と3Dスケッチでは、カーソル移動中に一時線を表示できる。旧バージョンに比べ、角のフィレット処理や作成、面取りが容易になった。

 BOM機能も強化し、シングルクリックで事前に定義したソリッド属性を各行または全ての行に追加できる。縮尺やフォーマットなどの2Dプロパティをソリッド属性に自動でコピーすることも可能だ。3D入力デバイス「3DConnexion」にも対応している。

 他に、2D断面領域、表面積、体積、質量、重心などの計算にも対応。機械部品(ANSI、DIN)とシンボルライブラリを標準装備している。他のCADシステムとの互換性も備え、出力形式はSTEP/STL/IGES(3D)、DWG/DXF(2D)に対応。入力形式は、STEP(3D)、DWG/DXF(2D)に対応している。

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