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3次元統合CAD/CAMシステム「CADmeister V11.1」を発表、モデリング機能改善などCADニュース

日本ユニシス・エクセリューションズは、3次元統合CAD/CAMシステム「CADmeister」の最新版V11.1を発売した。部品の一括配置機能など、モデリングを効率化する機能群を強化するとともに、シェーディング機能の処理効率を改善している。

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 日本ユニシス・エクセリューションズは2017年1月25日、3次元統合CAD/CAMシステム「CADmeister(キャドマイスター)」の最新版V11.1を発売した。CADmeisterは、2005年の発売以来、金型メーカーを中心に累計3万シート以上の採用実績を持つ。

 今回発売したV11.1は、ユーザーからの改善要望を反映している。CADの基本機能では、モデリングを効率化する機能群を搭載。線/面/立体の機能を強化し、部品を同時に複数配置する一括配置機能を追加した。また、薄肉厚肉検査や勾配分布評価などのグラデーション表示を改善し、視認性が向上している。

 さらに、面/立体に色や陰影、材質感を付けるシェーディング機能の処理効率を改善。一例として、スピーカーや車のフロントグリルなど、面内に穴が1100個あるデータの場合、処理効率が約16倍向上するという。

 CAM機能では、3Dプロファイル加工のNCデータを作成する際、凹コーナー部の折れ角度によって工具の送り速度を減速する機能を実装。工具破損事故の軽減に貢献する。また、工具ワイヤ表示機能を用いて、経路上の任意の位置で工具の表示角度を変更できる。さらに、データ交換外部ツールでXVL形式に変換する機能を追加した。

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